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江南style

今年のノーベル賞が決まり、文学賞では中国の作家莫言に決まり、これで日本の人たちが中国の理解の道筋がまた一つ増えたことを喜んでいます。 中国の優秀な大学生はやはり暗記力のすごさ、集中力、着手と完成の早さを特徴とするのですが、暗記教育は、新しい…

休日×休日

8日間の大型連休3日め。いろいろとやることがあるので退屈はせず、しかも、連休だからと食事のお誘いやらもあって、痩せる暇もなさそう。 また、この連休は大学創立60周年のお祝い行事が行われることになっていて、その中身は音楽会と、講演ですが、夕べは7…

乾杯

今日も猟奇的な彼女似の友達WPはやってきて、用を済ませて、私の部屋のソファでお昼寝をしていきました。秋の青空と、光が花が落ちてしまった、金木犀の枝の間からゆらゆら優しく漏れて来ました。 そして、授業。それから、外事処(国際交流センター)から…

四季の歌

新総裁に安倍さんに決まったそうですね。対中緩和策かな…と。 お茶屋さんにいけばお茶屋のお兄さんがいつものように、今ならこのお茶がおいしいよと対応してくれ、薬局では先々週はいつもは好く話しかけてくれる薬剤師のおじさんがが黙りこくっていましたが…

金木犀…牛と老吉

昨日は九州大学の博士課程に留学している卒業生が、戻ってきて一緒に食事。学校からのお達しもあったので、回りをちょっと気にして、中国語で話すことにしました。今年の4年生は8人も日本に留学しています。その多くは学費は免除ですが、生活費は自費なので…

しま模様と茶館

このところ新聞の一面が「しま模様」だったのが、今日の一面は、 歩道に商品を並べておいた店に対して武漢の都市管理局から20人が出て整列、不法な道の占拠を改善させたとあります。他の大見出しも、最近話題の「中国好声音」という毎週金曜日に行われている…

空と海

2012年の前期の授業も順次始まり、新しい時間割になれつつあったり、 恒例の新入生の軍事訓練のともすれ違ったり、日本の大学から先生がお見えになり特別講座が開かれたりと… まるでいつもの9月なのですが、本来は9月29日に国交回復40周年を祝うべき友好の年…

水袖

今朝は、久しぶりに京劇のおけいこに行ってきました。手の動き、ポーズの取り方、袖の白い部分をはらい、巻き上げる練習のためこの「水袖」という着物を着ます。これを着るかどうかで感じがまったく違います。そでの白い布を上手に使うための動作ですから。 …

民国の女子学生再び

先日の民国風はじつは、「金粉世家」という上海の1930年代のお金持ちの家を描いたドラマでそのヒロインの着ている制服にとても似ています。この董潔(トンジエ)という可憐な女優さんがユリの花を持って現れる、誰が見ても(たぶん)美しいと思うシーンもあ…

犬と車

夕方市場の近くの売店の前でのんきなわんこに会いました。最近は、車を買うのと同じように犬を飼う人が増え、今日も大きなマスチフ犬を連れている人を見かけました。そういう犬は飼いきれずに捨てる例もあるようです。ペット犬が増えるに従い、路地の旅がや…

2012年の肖像画

授業が終わって戻ろうとした道、緑豊かな木陰の下、美しい風景を見た。朝の片付けも終わり、外へ働きに行くこともない中国のお年寄りたちの「仕事」は、外にでて近所の人たちと話すこと、 孫の面倒をみること。深緑の中にふと光があたったような特別な空間で…

南風琴社

約半年ぶりの京劇の身段(身振り)の練習に行ってきました。 昨年11月末に大学内の教職員を対象とした京劇クラスができたのですが、動作(身段)コースはずっとお休みのままで折角買った「水袖」と呼ばれる衣装もこのままタンスに埋もれてしまうかとがっかり…

「偽(wei)」

今学期もそろそろあと1カ月。そういう一カ月はあっという間に過ぎてしまうのが恒例です。やや焦り気味。クラス活動の中からも時代の変化を感じるということを書いていますが、今年の2年生の「私の行きたいところ」のパワポの発表でもそれを感じました。発…

王府の門

「冷やし中華はじめました」と壁に貼られる日みたいに、今日は初めてサンダルを履き、市場で帽子を買いました。自転車を諦めて歩こうかなと…武漢はあっという間の夏です。少し襄陽の補遺を。 写真は、王府と呼ばれる通りの門の下の店です。門は横浜中華街の…

満月と自転車

スーパームーンは武漢でも見ることができました。そのあと夜の森の中でカエルがクツクツクツと鳴く声が聞こえていました。メーデーに何をしたかという話で、2年生の男子学生が、自転車で赤壁に行ったと言っていました。赤壁つまり「レッドクリフ」です。片道…

我思う

昨日、東キャンパスの学生スーパーの前でこんな看板を見つけた。「思源美食屋」。 中国にある「思」を使ったネーミングの一つなので写真にとった。以前も書いたが中国には「思念食品」という有名な冷凍食品会社があるし、ホンダシビックは「思域」、アモイに…

今昔物語

一日のうちに晴れと雨の忙しいお天気。連休の一日は東湖まで自転車に乗って行きたいと思いながら、夕方雨が降り始め、夜は映画を2本見ました。一本は「城南旧事(北京の思い出)」(1982年呉貽弓監督)、もう一本は謝晋監督の「舞台姐妹(舞台の姉妹)」(19…

降ったりやんだり

天気と雨を繰り返し、昨夜は学生と外を歩いていたら雨が上がりの強い風が吹き始め、マロニエの木の毛毛(花粉)が飛び、吸いこんでひどく咳き込んだ。 朝みると風で折れた枝もたくさん路上に転がり、森に住むよいことと悪いこと。今日は毛毛(マオマオ)は落…

臙脂路からのお土産

今日は臙脂路あたりを歩いてきました。 これは、一軒間口の瀬戸物屋さんで買ったお皿と杓子。2つで8万5千元の骨董で…というわけがなく、8,5元。私の日常生活のお伴ですね。 本当はこの、昔の中国映画にもでてくる花柄の寸胴きゅうすがほしかったけれど、一…

一枚うわて

このところ武漢は一日おきのお天気と雨。緑の木々にとっては一番嬉しいご褒美。 私にとっては、蚊が出てくるかと思えば、毛布を引っ張りだす日もある、そういう4月。アメリカタフツ大学大学院に行っているCH君が学校に戻ってきていた時の12月〜3月のことだっ…

桜の頃

武漢で桜の開花といえば、パイナップルが出てくる季節。 花見あとにパイナップルを初めて食べたのは、06年だったかなぁ。日本人の感覚では、桜とパイナップルは「ない」取り合わせですが。咲き始めの頃は海南島産の物がいち早くでてきます。小さいものなら5-…

絵はがきとガイドブック

先週のお休みのおかげで院生の授業があと2週。よしあと2週。 夕方、郵便局へ荷物を出しに行って、片隅のケースの中に「当地封筒・絵葉書セット」を見つけました。 上から、漢繍、豆皮、2段目が老舗の薬屋・「葉開泰」、熱乾麺売り、、一番下の段が武漢の塩味…

雄々しい感じ

突然の雨。 授業が終わって、多くの人が茫然と雨のゆくえを眺めていましたが、わたしはエイやっと飛び出して結構濡れて帰宅。 今日の午後の授業は、一部、人民網日本語版の「武漢の大学生女装コスプレ団」という記事について、読んで、ディスカッションして…

新しい緑にかこまれて

武漢はすでに新芽の季節、日々緑の容量を増しています。 今日は崩れるという予報が、薄ぐもりですんだので、夕方、森のなかでバトミントンをした。 30メートルもあろうかという楠木の林の中、見上げると、緑が透かし模様に、たまに羽(シャトルコック)が見…

タクシー物語

昨日もタクシーを結局30分近く待ちました。「タクシーが重要と供給にマッチしていない」と、やっとのせてくれた運転手さんに話をすると、 「これ以上タクシーが増えると結局渋滞がもっと増え、そうなると3分で7角(10円)も儲からなくなる」から会社も車を増…

藕断糸連(オウドアンスーリエン)

昨日は清明節当日だけあって、窓の外で、死銭を焼いて、それを跨いで入ってくる人たちを見かけた。きっと革命烈士或いは大学ゆかりの人物のお墓参りを終え、帰ってきた人たちだろう。大きな声で「清明時節、雨紛紛」と大声で言う人の声も聞こえた。3月末まで…

My favourite(わたしのお気に入り)

連休中日、夕方中国人の友人と食事をし、ウインドショッピング。 私はそれほどショッピングが好きではないのですが、中国人の女性といえば中国では必ずつきものです。お洋服は少しチャイナ味のあるものが好き。いわゆる「ブランド品」は3月の全人代の代表た…

遠吠えのような

今日から清明節の三連休です。そのため昨日は振り替え授業を4時間したあと、武漢大留学生の方に誘っていただいて、「夜桜」見物をしてきました。帰りはバス、タクシーが来なくて2時間かかり帰りついたら11時を越えていました。その留学生の方とはツイッター…

マイブーム

これまでもたびたび私の「マイブーム」について書いてきましたが、2012年3月のマイブームは堂々「花生」つまりピーナッツです(笑)。中国ではひまわりの種とかピーナッツとかナッツ系のものを「ひまつぶしの友」、カウチポテトならぬ「座ると瓜子(種)」とい…

温感

なんと名づけるべきかわからないけど、メールでもチャットでも、ことばからでもない、まして顔が見えないのだから、非言語でもない。行間とか、霊感とかそういう感じで、相手のことがよくわかったりする。 不思議ではないですか。ことばのまわりにひらひらと…