2008-02-01から1ヶ月間の記事一覧

お姉さんの力

心地よいお天気の午後、大学のネットの使用できる博士用宿舎を借りればと、同学wさんが、付き合ってくれた。 ところが、まず行った先、日頃の私の生活では行くことのないディープな管理事務所、ここは鍵の管理しかやってないから、どこそこへ行けと言う。で…

瀬を速み

情熱的な恋の行く末ではなく、急に水が流れ出すさまを見ているよう。今日から授業もはじまり、午前中は指導教官の「修辞学」に行き解決頂きたいことを様々申し上げると、宿題が発覚。某書1冊読んで論評せよ。2週間以内に大丈夫か―いいえ、大丈夫なわけがあり…

生活の難易度

カーテンレールの取り換えのついでに、去年、教師節で頂き、すぐ壊れたコーヒーメーカーが直らないか聞いた。ここには電気関係を修理する人もいる。直せるかどうかわかりませんと言いつつ、持って行ってくれ今朝、この部品が壊れていましたと20元請求された…

心しばらくは

修理のおじさんたちが来て、カーテンレールを取り換えていった。カーテンは?カーテンは換えません。あ、そ。開け閉めやすくなったからいいか。 窓を開けると、音がする。あられ交じりの雨。東京から厚いセーターを持ち帰ったことを後悔したポカポカ陽気の先…

帰る人、残る人

朝、Hj君を武漢・天河飛行場に見送った。大きなスーツケースにはお父さんやお母さんへのお土産と、それから心にも、武昌出身の4年生Cさん、早めに学校に戻ってきた山東省出身Ti君、漢口育ちLinさん、その友だちG君、彼らと歩いた武漢の街の思い出が詰まっ…

冬の花火

名残の花火の音が遠く聞こえてくる。春節14日、元宵の夜。今夜、鳴らしておかないととばかり最後の花火と爆竹の音。明日からは春節気分も終わり本格的に仕事や学校が始まるのだ。 章さんの家(ホワイトカラーの住む新しいマンション)にHj君を連れていくこと…

濃い体験

上海で乗り継ぎ、昨日の午後武漢に戻りました。今回は友人の息子さんHj君を伴ってきた。 曇り空の武漢。飛行場からタクシーに乗り込む前に、東湖の中を通る小道を走ってくださいと頼むと、トランクに荷物を積めながら、あい、あい、と運転手さん。 ところが…

歩哨に立つ

青空の下、飯田橋の日中友好会館で行われた易解放さんのシンポジウムに友人たちと行ってきた。易さんのことは去年10月の日記に書いた。亡くなった息子さんの遺志を継いで内モンゴルで植林をされている。ずっと応援していきたい。 外堀に沿って歩くと桜並木が…

武漢の文脈

昨日は都立中央図書館でちょっと調べ物そのあと買い物などなど、このところ中国へ戻るまで残り少なくなり、出かける日の予定はあちこち、てんこ盛りです。 快適な図書館でコピーを待つ間、自由に使える検索用パソコンで日本の図書検索サイトWebcat p…

春節も楽しいね

おとといの中国2008春節晩会(日本の紅白のような番組)もYoutubeに上がっています。昨日、江西省に戻った学生からQQが来て、この大みそか番組を見ようと、お風呂に入って準備万端、すると停電、一年に一度のこの番組を見られなかったそうだ。若者の「春節…

変わりゆく街、変わりし町

長江日報電子版を久しぶりに眺めると、「第一回武漢傑出人材賞」という記事が目にとまった(2月4日6面)。市民33万の投票、39名審査員の厳正なる審査だそうで、武漢市の経済建設と社会発展に寄与した人とある。春節に華を添える企画といったところでしょうか…

節分

今日は節分ですね。東京では雪が降り、庭の咲きかけた梅の木にも積もった。寒〜。 買いにいってもらうと売り切れだったので、家で豆を炒って豆撒きをした。おにハそと。 中国食品が危ないと日本を賑わしていますが、中国では野菜は流水で流してそれから10分…

ウーハン、ウーハン

武漢語ラップがある。「段思思」という武漢出身の女性歌手が歌う。2006年ごろから数曲出しているようだ。その一つ「武漢」はウーハン、ウーハン(武漢、武漢)という掛声から始まる。 「左手には黄鶴楼(武漢の名酒)」「右手には紅金竜(武漢のタバコ)」「…

蝶々

連絡したいことがあってQQをつけたら、久し振りに見かける人がオンラインしていた。ウルムチの新疆大学構内を散歩していたとき、出会ったh君だ。かれも旅行者だった。 カメラを提げている私に「旅行者ですか」と声をかけてきた。受験が終わって、ウルムチ…