2005-10-01から1ヶ月間の記事一覧

多謝多謝

花はさかりを、月はくまなきを見るものかは、とはあるけれども、くまなき秋を愛でることがあってもやはりよいような気がする。この時でなければ、ここでなければという取合せというものもある。 1年を通じて、絵を見ることは私の楽しみの一つであるが、こと…

秋の金曜日の夜には

秋の金曜日の夜にはコンサートに行きたい。そう思っていたら、ピアノコンサートに誘っていただき、武漢音楽学院のコンサートホールに行ってきた。セントペテルブルグ音楽院の国費留学から戻ったばかりの同校胡楊氏の演奏会だ。武漢にもこんなところがあった…

味噌!

International Women’s Groupのランチミーティングで漢口にあるタイレストランに行って来た。主催者の方からメールをもらったときに、子どものためのウォーキングに出られなくて残念と返事を書いたら、また何かあればお知らせすると言ってくれた。 このタイ…

お天気の水曜日

お天気のよい水曜日は嬉しい。やらねばならないこと差し置いて、とりあえず休日のお日様にあたって、猫のように伸びをする。 先学期の水曜日は助教授の奥様に歌のグループ活動に連れて行ってもらっていた。少しは聞き覚えのある歌が増えたけれども、中国の曲…

仕事のこと

近くの古本屋を何軒か回っていたら、1年生のクラスを聴講している博士課程の女性にばったり会った。日本に住むご主人に来月、会いに行くということで、飛び切り熱心というか、一時は質問攻めだったが、狭い路地の店の前で「活発な授業で2時間があっという間…

United Nations Day

10月24日は国際連合の日(http://www.un.org/un60/)だということで、夜カナダ人のトレイシー先生の部屋でのパーティに呼んでもらった。参加者はシリア人御夫婦(教師)、タンザニアのフランシス、イエメンのサロン(留学生)、中国系アメリカ人のフィリップス…

寒いなぁ

3年生の作文と院生の修士論文の添削をして、ほぼ一日。夕方、散歩気分で近くの大学を案内してもらって、学生と一緒に食事をする。 秋を通り越してまるで冬のよう。薄地の黒いセーターに赤いちょっと中華なチョッキを着て、その上にコートまで羽織って出かけ…

板栗

堕落街の入り口で蘭州宗統拉麺(2元)を食べて、板栗(500g10元)を買って帰る。 板栗は日本で言う甘栗、何も加えずにどうしてこんなに甘くておいしいのかなとほくほくと暖かく幸せな気持ちになる。 おばさんは、炒りたての中から火傷しないかと思うぐらい…

MK電気

mp3を買った。音楽を聴くためと言うわけではなく、こちらに来るときお餞別に頂戴して、大変重宝していたUSBを落としてしまったからだ(泣)。 今学期はどの授業も近代的な教室なので、パソコンとスクリーンが使える。アクティビティの内容なども、USBに入れ…

カッシーニ

わ、Mainichiの「今日の話題」はNASAの土星探査機カッシーニですね!カッシーニが届けてくれた衛星の1つ「ディオネ」と土星の映像はまるでコンテンポラリーアートのよう。http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20051019k0000e040048000c.html NASAのHP…

武漢で考えること

10月は何かと心を虚しくしていたら、魔物に入り込まれそうになった。目を通すべき本も多いし、ぼんやりしている暇などないと言い聞かせる。

朝の出来事

日曜日の朝、足元が寒いのでヒーターをつけたら、天井の蛍光灯から火花が飛んで、見ていたTVも消えてしまった。 週末の朝は、「旅遊衛視Ch」の「老片場」という番組で、昔の中国映画をやっている。小津安二郎とはいわないけれども同じような白黒、画面の構成…

生きていて本を買う

温かいバスタブに浸かるのが幸せな夜、日本人だなぁと思う。 今日は久しぶりに歩いて光谷書店(大きなブックセンター)まで行く。中国で出版された教科書の比較を少しやりたいからだが、日本で日本語の教科書を買うと1冊位しか買えない値段で9冊も買えて嬉し…

秋は駆け足

昨日の夜から寒くなるとは聞いていたが、今朝まだ暗い内にあまりの寒さにブルブルッと震えて目が覚めた。布団を引っ張り出して来てかけ、また一眠り。 すずかけの木たちも色を変え始め、雨も降って、濡れた道に黄色い木の葉が映っている。 長かった一週間、…

かなりマニアックかな

晩い午後と夜2つの授業があるが、午前中、時間が少しあったので、Karenさんたちと、この大学で開かれた国際会議と名のついたシンポジウムを少し聞きに行った。 名称は“Science and Human Spirit From the Postmodern Perspectives”(ポストモダンの視点から見…

疲れの理由

疲れの理由はこのところいろんな人の思いを吸収したり、自分の感情の水たまりに浸かってたせいもある。 例えば、日本へ留学する同室の仲良しを送って寂しい学生。彼女たちのブログには、「目覚ましが鳴ると思い出し、また、鳴って思い出し、起き上がって思い…

飛んだ!

北京時間10月12日午前9時(日本時間本日10時)神舟6号が空へと火を噴きながら昇っていった。 今日はいわば研究日で休み、朝の8時のニュースをつけるといくつもの局が特別番組に切り替わっている。今回の有人飛行の宇宙飛行士は費俊龍(41歳)、聶海勝(40歳…

地球の一日

日本は3連休でしたか。いろいろな連休の過ごし方があったことでしょう。 こちらは国慶節が終わって息の長い1週間。Karen先生から「もうすでにいっぱいいっぱい、近々湖の側のティーハウスにでも行きましょう」とメールが来た。彼女は科学系博士課程の学生に…

宇宙飛行

一週間ぶりの仕事、今日はTVを全然つけなかった。目下気になるのは中国の2番目の有人ロケット神舟6号がいつ発射されるのかということ。 ロケットは甘粛省酒泉の東風スペースセンターの発射台にすでに装着され、4日以内には飛び立つ予定のはず。一昨年の有人1…

2005年秋の空

人生にそう何度もない青空。今日はそんな言葉が浮かぶ気持ちの良い秋の日です。 布団を干し、全部の窓を開けて、風を入れ込む。お日さまの力は偉大です。 今日は、見た映画のこと、新聞で目にしたことなど書こうかと思いましたが、久しぶりのこのただただ爽…

「堕落」と堕落の間

アメリカ人の先生たちからの花火のお誘いを断って、延び延びになっていた4年生との「堕落」(笑)の約束を果たすv。

ね、羊の絵を描いて

風邪を引いて里心ついて?日本にいる友人に長電話。国際電話の請求がこわいが、いつも同じ暖かさで受けてくれるのが嬉しい。熱もないし、元気なのですが、外は曇り空で寒く外出する気がしない。あったかくして仕事を少しする。 別の友人から「日課のようにブ…

荊州城

武漢から西へバスで片道4時間、5000年の昔の楚文化発祥の地でもあり、春秋戦国時代からすでに長江中流域の交通、物流の中心地として栄えた街・荊州へ行ってきた。 ここは三国時代の呉、蜀、魏の中心に位置し、後、劉備が東の守りとして、関羽に守らせた歴史…