2007-02-01から1ヶ月間の記事一覧

『活着(活きる)』

この休みに一冊の中国小説を読んだ。余華著「活着(活きる)」。何ヶ月も前に中文系のある学生がいい本ですよと貸してくれたけれど、ゆっくり読む時間がなかった。 張芸謀監督によって映画化もされている。渋谷のル・シネマかどこかでやっていたとき、迷った…

漢口と橋の上で

冬休みもだんだん残り少なくなってきた。 昨日はおよそ一週間ぶりに大学の門を出で学生2人と会ってきた。漢口へ行き、1人の学生の母校(高校)などを案内してもらったのだ。

日本語

3つ4つのことを分裂気味に考えつつ、過ごす春のような日々。 新しい日本語教育の本に学ぶ。視点が広がると日本語や他のものを考える切り口も増え、学習者等への配慮も増すことにもなる。 談話分析の本を読みつつ目を上げると、でも、ふと50年後、100年後の日…

不思議な時計

夕方、山東省の家に戻っている学生とチャットをした。いつ学校へ戻ってくるかと尋ねたら「13日」と返事が帰って来た。え、始業はいつからだっけ?「15日」 おかしいな、3月15日からだったらまだまだ休みがたくさんあって嬉しいけど、3月5日には授業があるで…

あるドラマ

今日は、久しぶりの青空。旅から帰って、散歩に行く以外、ほぼ。本を読んだり、トマトソースを作って冷凍、自由な時間があるのは嬉しい。 「陪読(ペイドウ)」という中国ドラマDVDを見終わった。全26集。「陪読」というのは、近来の大学進学熱の高まりを反…

TAXI!

タクシーに乗るといつもよくこんな運転ができるなと感心する。それにしても16日に武昌駅まで乗ったタクシーはリュックベッソン監督映画並みの?べらぼう運転だった。 乗るなり飛ばしていく。わわわ、そこは路肩みたいなところ、普通、車はそんなスピードでそ…

長沙の街で

列車の時間の都合で16日と18日は長沙市内に泊まった。 春節時期のホテルは狙い目だ。3星ホテルが128元、18日は春節初日、少しゴージャスにと思って予約していた4星ホテルも268元とずい分安くなっていた。たしかに春節は家族が揃う日、「我が家」が一番のねぐ…

清潔な生活

長沙郊外の農村で過ごした春節、章さんの家の清潔で豊かな暮らしが心に沁みて帰ってきた。 江背鎮という小さな村で、武昌から長沙まで列車で3時間半、そこからまた1時間ほど車で行く。1人で行くつもりだったが、とても難しいからと車で迎えに来てくれた。…

初二の武漢から

長沙から武昌駅に帰り着くなり、武漢人である3年のCさんが出迎えてくれ、そのまま道教のお寺・長春観の廟会(縁日)と首義園の美食街に寄り、四季美の「湯包」、老通城の「豆皮」、胡麻餡いり団子の団圓などなど武漢の初二(春節2日目)を味わってきた。 そ…

新春愉快、万事如意

昨夜は外事処が帰国していない外人教師を集めて、洋館の一室風な部屋で「年飯」を頂いた。中国にないめいめいのお皿につぎ分けてのサーブが新鮮だった。 Michigan State Unversityの大学院を出て3日後に教職についてから、数十年「私は一日も教えることを辞…

「来年」の努力

関連書物5冊目、冬休みの予定はあと3冊。完璧とはいかないがまずまずの予定をこなしている。 昨日は久しぶり街へでて、写真がご趣味のZ先生についてきていただき、パソコンセンターでソニー、サイバーショットを買った。日本で買うのと同じぐらいの値段。日…

お祈りパンダ・ウイルス

すでに100万のユーザーが被害をうけたと言われる「熊猫焼香」(中国製コンピュータウイルス)の制作者・李某ら8名が捕まったと新聞/ニュースが伝えている。 何と武漢の若者で、去年は「武漢男生」というウイルスを、そしてその後、この「熊猫」を作って売り…

年飯(ニエンファン)

今日のお奨め記事は、腊魚(ラユィ)という干し魚を手に持ち上げるお婆さんの「年飯―貧しくても、金持ちでもお正月のご馳走は欠かせない」という記事。 (長江日報2月12日) 日本では元旦におせち料理を食べるが、中国では除夜に皆で「年飯」、「団年飯」と…

農暦12月24日

夕方散歩がてらキャンパスを歩いた。いろんな食堂やスーパーが封鎖され貼紙がしてある。長いところでは3月初めまで、短いところで、春節明け7日ごろまで休業で、本格的に冬休み、春節を迎える準備というところ。 年越しのための品物を「年貨(ニエンフオ)」…

紅紅 紅茶

朝の霧が嘘のように晴れて温かな一日。部屋に閉じこもっているのはもったいないぐらい。でも遠くまで出てかなくても、静穏な生活に満足している。 校内の羅紗(ローザ)の出店にフランスパンが売られているのを見つけた。塩味のパンは久しぶり。夕食はフラン…

時空をこえて

昨日見たニュースでは帰省客で混雑する北京駅でニセ切符売りのお婆さんが捕まった様子が映し出されていた。お婆さんの懐からでてくる札束といんちき切符の束。 本当にお金のためならなんだってありの世界が中国には展開し、騙されぬ賢さを身につけなければな…

一元コイン問題

1週間前にニセ一元(15円)コインのことを書いたが、その後「長江日報」の一面でも連日取り上げられている。 探知機は「ニセコイン識別器」といい、昨年10月武漢公交集団がバスに取りつけて以来、3ヶ月で100万元(1500万円)以上の損害を防止することができ…

恭喜発財(コンシーファーツァイ)

午後は章さんと図書館で探し物。入り口の2人のおばさんがちょっとコワイオーラを放っている。本のコピーを頼むと、譲り合って・・・えっと、押し付けあって、やってくれた。 夜、宿舎の小姐(服務員さん)たちの演芸会を見に行く。約束した日から、「見に来てく…

自分の味方

セーター一枚で自転車で走れる暖かさ。 今日、全ての書類も提出し終わり、これで自分の勉強が始められると思いきや、研究室からある教材開発を担当してほしいと言われた。それも可能なら中国語でと。は? 期限は半年あるとはいえ、冬休みは2つのシンポジウム…

犬と生まれて

鄂州の学生が家に戻りましたと言って、QQでGoogleアースの私の家の映像を送ってきた。懐かしくて家の犬のことを思い出していると、「私の家にも犬がいました」と過去形で言うので、死んだのかと聞いた。 「いいえ」理由があって、田舎の親戚のところに預けて…

サファリパークのような

昨日、武漢から西北へ3時間、日本人2人、中国人3人の一日旅で、湯池という温泉に行った。昨年、北京郊外でといいながら果たせなかった温泉体験。 殆どが露天で、日本式、薬湯、打たせ湯、泡風呂、蒸し風呂・・・と揃っている。が、ウォータースライド、波のプー…

和食情報

最近日本に帰国されたお知り合いのビジネスマンの方からメールを頂きました。 「光谷/ラマダホテル 2階 『桜田』:88元で食べ放題、飲み物は20元で飲み放題。(税込み) 寿司、刺身はなかなかレベルが高く、五月花『花一番』より上。他にも、すき焼き風の牛鍋…

三十日大晦日

東湖の水質が劣5水準から5水準に改善され、20年ぶりに水草が戻って来つつあるらしい。この基準が一体どのくらいなのかよく分からないが、80年中期から富栄養化が進み分解能力を超え、また養殖「草魚」が水草を食べつくしてしまい水草の森が消失したという。 …

贋金使い

先日バスに乗ったときのこと。1元コインを投入口に入れると、大当たりみたいな音がして、横からコロンと戻ってくると同時に運転手さんに「偽コインだよ」と言われた。ええ?そんなばかなと思いながらも、すぐさま別のコインを出して払った。どこでもらったか…