2008-03-01から1ヶ月間の記事一覧

緑なきもち

あたりが薄緑に包まれ始めた。梢を見上げて、ああ、あの時より強くなったなぁと思う。緑に囲まれる気持ちは清々しい。心にさざ波が立たない日がないわけでもなく、何か騒がしい思いをする日がないわけではないけれど、ずっと、ずっとあんな時よりは… 朝日新…

木綿花(ムーミィエンホア)

さよならケンブリッジ。 そっと去って行くよ。 ちょうどひっそりとやって来たように。 そっと手を振って、 西の雲に別れを告げる。 中国の現代詩人徐志摩がケンブリッジ大学を再訪して、帰国にあたって詠んだ詩「再別康橋」。深センでは卒業生たちとも会えた…

100万ドルの勉強会

栄養たっぷりの香港学術の旅から戻りました。北京や上海、南京にも同好の師や士が増え収穫もいろいろです。 昨夜は6時までの発表会のあと、8時にレセプション終了後、北京の民族大の先生と急ぎビクトリアピークへ夜景を見に行きました。右はその時の写真。…

明日から

T先生を空港に送りがてら、私の方は深センに飛び、24日から香港理工大学での中国社会言語学国際シンポジウムに行ってきます。それにしても今回は興味ある発表が多すぎでプログラムが美味しいレストランのメニューのよう…。 日本もそろそろ桜の季節でしょ…

忙しい一日

今週のメインイベントが終わった。県立広島大学教授T先生をお迎えして「日本語のバリエーション」というテーマで学生たちにお話いただいた。先生とは昨年5月青島の学会でお会いし、今回章さんの大学で招聘が実現、華科大でもご講演をお願いしたのだ。 昨年…

春風又緑 江南岸

自転車で坂道を下りると風がコートの裾を翻す。目に映る景色が薄紅色の花と、薄緑の大地に変わり始めた。 「メールを見てうれしくて興奮しました」と深センに就職したY君が電話をかけてきてくれた。24日から香港の学会に行くので、深センを経由するけど会え…

雨もまた奇なり

傘をさして武漢大学に行ってきた。しだれ桜も雨にぬれ、桜並木も雨の中、今年の命の薄紅色をいっそう淡く初々しく咲かせていた。雨にぬれれば人の出もすくなかろうと思ったのだけれど、想像より多い傘の花見客。 雨もまた奇なり。人生の山を越すと、桜の楽し…

わがままに週末

武漢大学の桜の花が開花し始めたという花便りがチラホラ。今年は早いですね〜。学生たちからもあれやこれやと誘われるけれど、この小1か月、やらねばならぬとか、いろんな方のお手伝せむと時間を使ってきた忙しさのどさくさに紛れてやっとこさ昨日2本目のコ…

明日の朝日の朝刊

明日3月14日、朝日新聞の朝刊「ひと」の欄に易解放さんの記事が載ることになりました。帰国中の2月16日飯田橋で易さんのシンポジウムが開かれたとき、実は朝日新聞記者のTさんも誘って出かけたのでした。 易さんは息子さんの遺志をついで内モンゴルで植林を…

春の息吹をいただきます。

評価されるということは余計な仕事が増えるということでもあり、有難いような、どう切り払うか、いや役に立つならばと…。そんなわけで、忙しいわたくし。 昨年の今頃、3元で食べられた牛肉めんが3.5元に上がりそして今や4.5元。市場の野菜も一束1.5元で買え…

陽射しいっぱいの日曜日

eco

麗らかな光溢れた日曜日です。 昨日は今回いらした環境専門家のお1人名古屋大学のA教授とこちらの大学の環境学院への橋渡しで、午前は環境学院での御講演、学院ご招待の昼食、午後は楊君も一緒で、武漢観光へお連れした。東湖を回った後、黄鶴楼は楊君にお…

思い出はハタハタと

eco

夜の授業を終えて帰ろうとしたら雨…。東キャンパスまで帰る学生に傘を貸してあげた。 知り合いの環境専門家たちがみたび来漢されたので、学術交流を手伝って、授業、授業、授業の合間、なぜか遠くのごみ埋め立て地の上に立って、風に吹かれ、はためくビニー…

嘘のない気持ち

明日から本格的に私の日本語の授業が週16時間開始される。準備をしていると、「やっと先生に会える日が来たんですね。ずっと会いたかったです」などと、熱いメッセージをもらう。おおっと,と思っていると、また別の学生から「残念ながら明日から先生の授業で…

切なきまでに

TVから様々なニュース、目にも新聞記事、とフックにかかるもだらけなのですが、この日差、書くのはやめて、先生がお貸しくださった本(ふぅ〜、宿題)や学生の作文を持って散歩に出かけてきます。先週は、毛沢東像の裏の梅並木が花盛りでした。 来週締切の…