2009-02-01から1ヶ月間の記事一覧

雨と食堂と麺と

連綿として雨が降る。今日もあたりを灰色に包んで雨が降っている。 あなたが行ってしまって寂しい。3週間ほど大学に戻っていた博士友だちのCLが深せんに戻っていった。いる間、食堂で一緒に麺を食べながらも、デパートで試着する寸前まで、2人で専門の話に…

1540年武昌

生きていく道で様々な人に感謝の気持ちを抱かない人はいないだろう。家族友人恩人はもちろんのこと、例えば、初めての食物になるかどうか食べて当たって死んでいった人とか、森や草原を真っ先に歩いて大きな動物に出くわしたひととか、行き止まりまで行って…

おなかいっぱい、頭もいっぱいの週末

D1のベトナム人博士生のRさんが呼んでくれ同門博士生たちとお昼をご馳走になった。生春巻き、あげ春巻き、パイナップル入り鍋物、もち米の蒸し物。異国、狭い寮でこれだけのお料理。 最高学府国立ハノイ大学の中国語科の先生で、国費留学。私が3ヶ月ぐらい…

たとえば鳥の巣とか

木曜日は研究日。一日屋内にいたので、夕方は運動場に行った。といっても散歩程度。1週ぐらいは走るが、ほぼ歩き。 最近、友達と行くこともあるし、帰国中プレゼントしてもらった万歩計が頼りになるご意見番。今日は15000歩で、成果がほんのちょっとだけ出て…

リンリンさんに聞いてみよう

授業が終わると「冷死了(寒くて死にそう)」とか「凍死了(凍えちゃう)」という声が聞こえてくる。29度からまた一気に3度。多くの市民が「瑟瑟発抖」ぶるぶる震えたと新聞に表現されている。雨の中並木道を家に帰る道、変なクラクションの車に犬が吠えて、…

ビビアンリー

博士友人の研究アンケートに協力するため、アンケート用紙を見ると、 問6.「映画『タイタニック』を友だちに勧められたが、実はその映画より《魂断藍橋》のほうがあなたは好き。そのときどう答えるか」というのがあった。彼女の研究は「間接否定」を語用論…

面白い人

おとといの武漢は気温29度にまで達した。51年の武漢気象台創設以来の記録だそうだ。中国人の友だちウルムチの広播(放送)大学処長のIさんからよく携帯メールをもらう。ウルムチは雪が降ったとようですねと尋ねると人工雪だったのだそうだ。互いに武漢を思い…

最高気温24度

後期が始まって3日、今日は2月とは思えない温かさだった。午後は思わず7部袖に着替えた。 天気予報や新聞見ていて武漢3D地図2008年版を見つけたので、すこし地図の上をあちこち鳥のように飛びまわってみた。実写版ではないので郷愁は誘わないでしょうが、よ…

鳴り響く、鳴り響く

外では激しく爆竹が鳴り、花火が上がっている。まるで映画の効果音のよう。君と一緒にいるといつもいやなことを忘れてしまう。一緒に食事したり、研究のことを話しあったり、旅行も一緒にしよう。図書館に行って新しい本を見てみようよ… 本当は女言葉。久し…

武漢劇院

武漢市友好協会の副所長Zさんに誘そってもらい武漢劇院で行われた中国民族音楽会に行ってきた。音楽会はその名の通り中国楽器と歌のアンサンブル。4年もいると一節口ずさめる曲もある。湖北省の老歌は男女デュエットで、あなたが川を渡るなら♪とそんな歌詞。…

I Believe

東京に戻って感じたことはいくつかあったが、ご近所の奥様たちの韓流が深く進行しているということもあった。ぺ・ヨンジュンとかイ・ビョンホンとかではない。えっと…なんだったか、忘れたが。調べ物をしていて、韓国音楽に当たってそれらのことを思い出した…

人参三兄弟

春節休みを終えて少しずつ学生たちが大学に戻ってきた。昨日2年男子が朝鮮人参をお土産に持ってきてくれた。毎年東北の学生からもらう。 辞退すると20−30時間の旅で運んできてくれたことを無にしてしまうので、もらって学生にご馳走することにしている。 で…

灯篭のともるところ

比較的まじめに専門に集中していた。夜、某先生の母上のところへお土産をもってお出かけ。昨年末に立派な新疆の歌集CDセットを頂戴していた。中国人の友だちの一人だ。 たどり着くや、初めての住宅地は真っ暗。雨の夜。 昼間に来るべきであったなと思いつつ…

上海の歩き方

さて、上海のこと。 上海は数えれば7−8回目。そのうちの3−4回は卒業生とご飯を食べただけ。 今回は上海のフリーペーパーライターとしてご活躍中の りけん老師が、風の便りでこの夏には完全帰国かもしれないとのことで、老師帰国前に上海を歩いておきたいと…

初風

初風邪ナリ。 私の部屋は暖房をいれるとものすごく乾燥するのを忘れていたら、戻った次の晩から猛烈にのどが痛くなって、体も重く、昨日は一日ベットのなかで、寝たり本をよんだりして過ごしました。1日でほぼリカバー。こわい病気ではなさそうで一安心です…