武漢劇院

mklasohi2009-02-08

武漢市友好協会の副所長Zさんに誘そってもらい武漢劇院で行われた中国民族音楽会に行ってきた。音楽会はその名の通り中国楽器と歌のアンサンブル。4年もいると一節口ずさめる曲もある。湖北省の老歌は男女デュエットで、あなたが川を渡るなら♪とそんな歌詞。さすが水の街。

音楽会は短時間だったが、紅紅火火春節最後を飾る元宵節を祝うもの。明日から本格的に仕事だからその前に賑やかに盛りたてて行こうという中国ならではの雰囲気だった。爆竹や花火、原色の赤、赤。以前はこういうものが騒がしく感じられていたが、貧しいからこそ晴れの日ぐらい賑やかに、という昔の中国人の人たちの気持ちを理解できるようになった。

彼女(Zさん)よると武漢劇院は1957年にソ連の技術協力で建てられた劇場だそうだ。開放大道沿い。広場の前に毛沢東像が立って迎えてくれる。前回は07年夏の「白毛女バレエ」だった。

今日は始まる前に、三陽路で一緒に火鍋をいただいた。武漢でも昔、日本人街があった一帯、老漢口の租界の一番きれっはし。そんな場所で同年代の生粋の漢口人と食事をしていると武漢の体験が深くなって来るし、その頃の中国人と日本人の関係はどうであったろうかと思いを馳せるたくなる。さだまさしのお母さんがいたという勝利飯店の前も通ったが改装中だった。開演に間に合わせるため写真はパス。また歩きに来よう。

そうそう帰りのタクシーで初めて去年12月に開通した長江トンネルをくぐりました。感想?
「わぁ〜、長江の真下を通ってる〜!!」(まんま)
車も少なくなった9時台だったので通過時間3−4分でした。一緒に行った賢いCさんがちゃんと計っていた。



日本滞在中けっこう盛下がっていた中国への愛着の火だが、またちらちらと小さな火で赤く対岸の向こうに…。