2008-01-01から1年間の記事一覧

work]凍える夜の暖かい物語

昨日は長江の下を通るトンネルが開通しました。 夜は日本語科恒例忘年パーティも無事終了、今年の終わりを飾りました。その様子は一部YOUKUにアップされていますので、中国内の方はご覧いただけます。こちら。 凍える夜と夜の夜と夜の練習の効果が大いに現れ…

28日武漢から

30日に一時帰国をするため、様々なお誘いを断ってほぼすきまなく日本語科のため一色だったここ1−2週間。まだ行事と仕事はあるが、昨日ポンと時間ができたので、午前は休息、午後はハノイでお世話になったベトナム人の友だちZJDの家に行き、そして夜は母校の…

冬のソナタ

今週は記録的なほどの授業量。かてていくつかの中国的カオスの渦にも相変わらず巻き込まれた。 午後、教師控え室を試験会場として一人・3分の会話の試験中、ノックも無くドアが開き、横槍おじさんがでっかい机をそしてガガガーっと引きずり入ってきた。 「試…

聖夜のお知らせ

ここ数日、本当に冷え込みが厳しいですね。昨日は噴水のツララができていたし、外に干した洗濯物がぱりぱりに凍り、慌てて部屋の中へ入れたり、今まで武漢で経験したことのない冷え込みでした。 さて、最近お知らせブログと化していますが、下記の要領で年末…

こがらしの夜に

コートを着ていても寒風が差し込んでくるし、窓の隙間からも凍った風が入り込んでくる。気温‐1度。 木曜日にウルムチでお世話になったIさんが武漢に寄って下さった。ウルムチからすでに40時間近く揺られ、武漢で一泊して、次の日広州へまた10数時間、出張の…

青く、うすく光りたゆたう

日曜の夜、定延先生を夜の飛行場にお迎えに行って以来、その車の中に始まり、東湖を眺めながらも、長江の流れを眺めて、町を歩いたり、食事をしながらも、またお見送りの車の中でも…ことばにまつわるお話は途切れることなく滔滔と、思想は東湖に浮かぶ光とも…

冬枯れの池の傍にて

近くのデパートでセールをしているらしいから、一時帰国前に冬物ショッピングをと思いきや、またもや自転車がパンク。50元で買った4台目の自転車。すでに200元は修理につぎ込んでいる。新車が優に買える、が、新しいと盗まれるから直しては使っている。 修理…

講演会のお知らせ

アドレスを存じ上げている日本語教師の方にはメールをお出ししましたが、15日(月)4時から神戸大学教授定延利之先生をお呼びして講演会を開きます。アルクの「よくわかる言語学」など日本語教師向けのご著書もおありで、面白いお話がきけると思います。どう…

風の聞こえぬ土の中

南京大の社会言語学実験室でもらったlenovoのUSBを無くしてしまった。USBはこれでもう5つめ?取りに戻ったがあっという間に消えていた。 夏、南京でお世話になったX先生、L経理の顔が浮かぶ。授業中、流れに意識が集中していているから抜くのを忘れるのだ。…

夕方4時間の使い方

昨日は3年ぶり、武漢商工会の忘年会に出席した。会費の高さに比べると昨日のお食事はやや期待はずれだったけれど、お知り合いの方に会え、同テーブルが良い方だったので楽しく過ごした。母校大学関係者の方にも偶然出会った。最近、中国式の宴会に慣れていた…

@日本語教師

この冬初の寒波の中で明日、学生たちは日本語一級試験を受けなければならないから、ひとこと応援と思ってQQに姿を現したらたくさんの学生につかまってしまった。 ひときわ面白いハンドルネームが「牡丹の間」。そんな変な名前の人は誰なのかと思えば、深せん…

夜空の笑顔 

予報どおり、ぐっと冷え込んできた。午前中は西側の教学ビルの5階にいたら、風がうなって、落ち葉が飛んでいくのが見えた。 寒さに弱い私は、暖房のない教室がつらい。 夜は、3週間ぶりの指導教官のサロンで会議室が冷えるから超厚着をして行った。今日の論…

無彩色の冬が来る前に

おそらく人間は遺伝子の中に「お天気の日はうれしい」と書き込まれているのだろう。 夕べは8時過ぎまで授業、そのあと帰宅、早2万字の課題図書のまとめで、タイトに過ごし、今日は午前のあいた時間を利用して、やっと資料室に行き、レファレンスのおっさん…

嵐山を行く?

休みを利用して京都へ行ってきました。 って訳はありません。課題に集中する一方で、北京大学の中国語学習サイトについてのアンケートの日本語訳や、別の大学の院生から論文チェックを頼まれ、えいやっとやっつけて送った。日本の友達がうどんや味噌を送って…

武漢日本商工クラブ忘年会

商工会の方から、来る12月7日(日)に開催される忘年会のご案内をいただきました。 アドレスを存じ上げている方には直接お知らせを送りました。武漢在住のビジネスマンの方、個人の方のよい交流の機会になるでしょう。 but300元はちょっと高いですね。 1…

雲の見る夢

今日は午後、課題の本をやっと一冊読み上げた。実は読んで終わりではなくて、書き上げて終わりなんだけど、まだ道は遠い。それでは昨夜の続きを。 HMさんの家に着くと、びっくりするほど大勢の人に迎えられた。彼女のお誕生日ということと、日本から「国際友…

星を纏って旅をする

本日夕方5時に大学に帰り着き、6時20分からの1年生の授業を終え、お風呂に入って、PCに向かっています。24日は友好協会の友だちに会って漢口で思ったよりゆっくりしたため、目的地に着いたときは日もとっぷり暮れて星をたよりに道を急ぐばかりだった。実は、…

誕生日の過ごし方

もう誕生日なんて嬉しくもない年頃になってきた。それでも、健康で好きなことができることを祝うべきだと、突然でかけてくることにしました。 お昼は漢口の友だちと食事をして、そのあと孝感という武漢近郊の小さい町へ。孝感は米酒が有名なくらいでおそらく…

街角―肉まんじゅう

同じ大学のソフトウェア学院で日本語の先生をしつつ、中国語と武術の修行中のサイヤ人さんに誘われて、昨日の午後は、20-21日と武漢理工大学で行われている湖北省大学生武術大会を見に行った。日頃、テレビで見かけたり、また京劇の武戯とも似通っているし、…

見上げれば

お日様が優しい光をふりまいている。北京では零下3度に下がったそうだ。朝のニュースは厚いダウンジャケットを買う北京市民を映していた。武漢も寒くなってきた。 そんな昨晩、自転車を走らせて、一年生の授業の教室に10分前につくと、見知らぬおじさんのよ…

海の夜明け、26才の風景、森の黄葉を濡らす雨

タイの高校に中国語の先生として派遣されたYJ君が10日に26才になったことを、彼のブログを読んで知った。遅ればせもいいとこで「おめでとう」。朝礼で係りの先生が全校生徒に呼びかけてくれ、そして夜は校長先生から水上レストランでご馳走してもらったこと…

冬支度

おととい服務員さんが温かい毛布を持ってきてくれた。武漢の公共の場での暖房解禁日は今年は11月20日前後からだそうだ。日本では「風邪を引かないように」と声をかけるが、中国では「たくさん着込むように」と声をかけられる。風邪を引かないためには厚着を…

如意

「温胃舒顆粒」という薬を飲んだ。私の症状は中医では冷えによるものということ。飲むと胃のあたりが確かに暖かくなって、治ったのはいいけど、食欲が戻ったのは嬉しいような嬉しくないような…。今夜のサロンは、中国の権威ある雑誌に掲載された中国語分析法…

賑やかな秋

ここ2−3日おなかを少し壊してやや不調。が、外界は賑やかで美しい秋。 ほんの短い時間にも、目に触れることができる季節の移り変わりとか、一日に一つ、何か美しいものを見つけられればそれでその日は満足。 夜、帰り道見上げると木々の間から明るい月が空…

あらたにす

お天気のよい午前中の授業、3,4時間目の作文の授業内容が入ったUSBを忘れたことに気がつき木の間から洩れる陽射しの中を自転車を走らせ取りに戻った。 今日は、いつもの活動に加え、11月6日オバマ氏当選の社説を朝日・日経・読売の読み比べサイト「あら…

やっと

久しぶりに青空が広がって、それだけで爽快。 相変わらず一日一度麺を食べにいき(今は百景園の面がマイブーム)、そのあと自転車でぐるっとキャンパスを走った。寮の前は色とりどりの布団や洗濯物。 東運動場の前にドリンクスタンドができたので入ってみる…

曇り空の森から

「言葉こそ固く鎖した、心の城府へ通う唯一の小径であった」(金田一京助)。曇り空を嘘寒い風が吹く。森が黄色く色づいている。今週は、学生の作文が無かったので少し余裕ができ、そのできた時間ですこしだけやりたいことができた。 夜、留学生寮に住むベト…

雨、雨、雨。

雨という字は窓の外に降るしずくを見るようですね。今年の武漢は一体どうしたのでしょう。 指導教授が出張、で今晩のサロンがなくなり、嬉やYY、いそいそ夕食を作って食べた。この秋のマイブームのひとつ蓮根。武漢の美味しいものの一つです。 雨ばかりであ…

風邪―時々はれ

タイプミスではなく、おとといの突然の京劇のお誘い―10時帰宅、それからの授業準備がたたって少し風邪を引いた。久しぶりにとぎれとぎれに見える晴れ間。洗濯物をたくさんした。 一昨日、さぁ、家に戻って仕事という時間に、大学京劇社団のT老師から「チケッ…

拆(チャイ)

雨ばかりでさすがにお日様が恋しい。3年前などはよい秋の日が続いて気持ちがよかった。 お昼に麺を食べに出たついでにキャンパスに隣接する通り(堕落街)を20分ぐらい散歩した。先月から取り壊しが始まっている。迷路のような怪しい狭い道の両側の通りも次…