如意

「温胃舒顆粒」という薬を飲んだ。私の症状は中医では冷えによるものということ。飲むと胃のあたりが確かに暖かくなって、治ったのはいいけど、食欲が戻ったのは嬉しいような嬉しくないような…。

今夜のサロンは、中国の権威ある雑誌に掲載された中国語分析法に関する論文ついての議論だった。かなり難解だが、11ページを3時間かけてまじめに読むと問題だらけ。皆もここが理解できないなどと言っている。で、「第二言語習得のための分析に使うのか、文法研究につかうのか、それによって分析法も変ってくる…修飾の問題は述部との関係でも重要性が変るので…」などと論評したら、教授がmkが言ったようにと名指しで評価してくださった。専門のものなら神経を集中してクリティカルに読むことができると思う。しかし、このいい加減にできない性格がたたって、夏の宿題が終わってなくて、ほめられた話ばかりではないわぁ(泣)。11月中にはなんとしても(誓)
終わって自転車の鍵をなくしたことに気づき、大きな月に道案内してもらいながら帰った。




写真はmkコレクションです。新しいカメラの「寄り」の練習に先日写してみたもの。
台湾の故宮博物館で「如意」の伝統と、皇帝の玩具を見て以来、「如意」や小さいものに魅かれるようになった。孤独な中国の皇帝は、執務の合間に手に乗せて鑑賞できる小さな工芸品を愛したそうです。
如意(にょい)とは、元々は孫の手であったらしく、「手の届かぬことろに届くための法力のある延長物」。中国画で美人が手に持っていたり、めでたい年画の中で見かけますから、どうぞ注意してみてください。
私のは、まるで小さな「お猿に如意棒セット」ですね。以前、武漢香港路の文物市場で買いました。

健康で好きなことができれば「如意」ですね。