2007-11-01から1ヶ月間の記事一覧

長春観の精進料理

今年もあと1ヶ月。中国にいるとどうしても春節のせいで、一年の感覚がずれがちだが、私は新暦で動きたい。今年の補遺をちょっと。 9月の終わり、武昌の長春観という道教のお寺で精進料理を食べた。Y先生、I先生と行こうと言いつつ、延び延びになっていた約束…

テキサスの青い空

集中力をひどく要しそうな今夜の予定が延期されて、ほっと一安心。友達に送ってもらった「おでん」を食べて日本の冬の入り口を思う。 レトルトのおうどんも入っていたので、悪ねずみに齧られないよう冷蔵庫にいれた。ところで、ここ1年悩まされていた小さい…

武漢のJapan Week

武漢でジャパンウィークが来月行われることが新聞発表になった。来月14日からで、「鉄腕アトム」の手描き原稿の展示や和服撮影会、写真展、観光地や自治体からの出店、ODA展示、華道・茶道の手前以外にも湖北省日中企業家懇談会などが予定されている。 こ…

幸せの要素

お天気に誘われ、蓮池の傍の芝生の上に本を持って行ってきた。日本から送ってもらった「エスノメソドロジー―人びとの実践から学ぶ」という今年出版された社会学系の本だ。研究対象にしたいものは見えているが、中国での社会言語学的研究はまだはじまったばか…

あっという間の週末

午後は楊君に手伝ってもらって、図書館で資料を探した。まず、図書館のPCルームで期刊雑誌の電子版を見てダウンロードしたいと、ほぼ2時間を費やしたが、ああ、天は我々を見放したか、あると断言された先生の論文の一つもヒットしない。また、何か一つ解決し…

静かな机の前で

病み上がりでもあり、何もするつもりがなかったのだが、花火を見るように沢山の人に祝ってもらった。部屋には花束の百合のいい香りが漂っている。 夜、やってきてくれた学生代表たちと親しい人たちと十数名で、正門前の大きなレストランへ行った。個室を予約…

けっこう大変な展開

前回日記を書き終え、ベッドに入ろうとした頃から悪寒がし始めた。部屋をどんなに暖かくしてもぶるぶる震え、そのあとは昨日の夜まで、ほとんど地球の片隅小さい発熱体となってベッドに横たわることとなった。が、これがいつもより大掛かりなドラマだった。 …

ドラマは続く

先週の補講もあり、今日は6時間授業。ただし、その時間を利用して2年生は、小演劇大会をすることができた。西安に行っている間に、10分程度の話劇を練習しておくよう課題を出していた、といってもテーマは自由。4グループのうち1グループは、ネットに…

Old Wuhan

漏屋更遭連夜雨。雨漏りのする家に連夜の雨(泣きっ面にハチ)という諺があるが、昨日の朝、寝坊をしていたら、台所から滝のような音。錯覚だろうとまた眠い体をベッドにもぐらせたが、喉が渇いて、台所のドアを開けた。果たして、台所にある洗濯機の上に滝…

影絵の向こうの西安

昨日から宿舎にも、やっと暖房が入った。東北4省以外は11月15日が暖房解禁日なのだそうだ。西安は武漢よりよほど寒くて、耐え切れず厚い下着を買いに走った。 さて、西安の旅(たぶん)最終篇は記憶の底に焼きついた絵のこと。それは、最初の晩に武漢から移…

徒手空拳-西安

おそらく西安最後の写真は右のものになるはずだった。最終日に西安外大の宿舎を出て泊まった「永寧宮大酒店」、窓からは城内を囲う城壁と南門が眺められる。外観とロケーションから泊まってみたくなって院生Wさんのお兄さんに取ってもらった。やや贅沢480元。…

霧の中のお別れ

これは本来見るはずのなかった昨晩の西安駅です。昨日、霧のため、飛行機が飛ばず、急遽、夜汽車に切り替え、14時間揺られて、今日お昼過ぎに戻ってきた。今夜の大1の授業に間に合わせるためだ。書いてしまえば2行で事足りるが、真っ白な霧の中、飛行場でお…

ちょっと勉強して観光します

あしたから西安に行ってきます。迷っていた学会ですが、今日明日が運動会になったこともあり、勉強してくることにしました。会場は西安外国語大学。今回は、今年武漢から西安に移られた日本人の先生ともお目にかかれる予定でそれも楽しみ。 そんなわけで、ち…

復活!

昨日、今度の討論用の論文に目を通していて、倒してしまった!コーヒーを。パソコンに!きゃー。 パソコンの達人S君に「如何すべき?」と電話すると、やはり機械に影響がないか調べてもらうべきと言う。任せっきりでは申し訳ないから一緒にキャンパス内の修…

秋の東湖ウォーク

昨日、武漢のインターナショナルウィメンズグループメンバーを中心とするチャリティーウォークに参加してきた。今年は東湖にそっての8mile、起点は楚人観光島、それからビーチ、磨山の前を通って八一水浴場で折り返して、ファイナルは碧波賓館近くの芝生の上…

おばさんの「りぼん」

気持ちのよい青空だった。午後は裏山に登って秋が色を染めて行く風景と遠くに湖を見渡したかったが頼まれごともあり、窓の中から光を眺めて終わった。 中国では親しさと比例して、相手に対する親切度が増すと聞くが、最近、これがそうかと思うことがあった。…