2005-06-01から1ヶ月間の記事一覧

ニュース

朝起きるなり、暑い。よく日本の8月半ばごろに朝から感じるあの暑さ。外にでるのも億劫になる。成績付け、作文添削、それから3年のクラスで締めくくりとして発行する「新聞」の校正をし、夜は3年生が3人やってきていわば編集委員会。 さて、「反ファシズム戦…

キッチンとアイロン

夕方は1年生の朗読コンテストだった。課題文の1つに吉本バナナの「キッチン」の一節があり、多くの学生はこれを選んでいた。 大学院生のとき先輩に連れられ吉本隆明氏のお宅に行き、まだ高校生になるかならないかの吉本バナナにあったことがある。もちろんそ…

ハルピンへの切符 

時は過ぎてゆくけれども、夏の旅にでる実感が今ひとつない。 切符も買いにいかなきゃと思いつつここ数日行事が続いて余裕をなくしていたら、「先生の切符も買いましたよ」とハルピン出身の仲良しの学生が持ってきてくれた。武漢−ハルピンは27時間。わぁ1日よ…

漫画と環境

北京の日本大使館の友人(S一等書記官)が湖北省出張のついでに大学に寄って学生のためにスピーチをしてくださった。お願いしたテーマは「漫画と環境」。中国の大学生は日本の漫画を愛している。一見つながりにくそうなお題を面白くまとめてくださった。彼ら…

優雅な気分

後期の授業が今日で終わった。後は成績を出せば夏休み。 お世話になった2人の院生が修士を修了するので、今夜はお祝いとお礼を兼ねて、ちょっと素敵なレストランへでかけた。 彼女たちには本当にお世話になった。冬の武漢ホリディインにも迎えに来てもらった…

ランダム イベント

外教と呼ばれる外国人教師はアメリカ人3人、カナダ人2人、日本人1人で、来週には夏休みで帰国される先生も多い。2Fのアメリカ人の先生の部屋でのEnd of Year Partyに呼んでもらった。予想されたことだが、宴もたけなわになると、やはり皆日頃、耐えているこ…

外文書店

秋の学期に備えて日本語の資料探しに中南路の外文書店に行った。この辺は結構都会です。中国で発行された日本語の教科書は棚2面にいっぱいあるが、日本語で書かれた本は3冊(興味を引かない)、雑誌は皆無。外国語書店なのになぁ。ここに無ければ、まず他は…

眠る噴水

夕方、携帯電話を買いに行く。院生が付き合ってくれたが、試験疲れの頭は反応が鈍っている。「可以拍照、像度100万、漫遊、神州行・・」時間がなかったのでとりあえず決めたけれど、まずは中国語入力の練習から。 夜は4年生を送る会だった。帰り道、お茶を飲…

卒業写真

今日は50名の会話試験を一人でし、集中力を使い果たした・・・ 夕方、校門の近くのレストランで、待合監督をしてくれた院生にご馳走しようと通りかかると、毛主席像の前で記念撮影が行われていた。青いガウンが院生で、黒いガウンは4年生。 お祝いが終わって…

やさしい時間

市場は西瓜で溢れている。 夜になって、「先生これから伺っていいですか」と低めの折り目正しい声。卒論の最後を手伝った学生だ。 担当教官から、日本に出張にいくので、○○君が提出できるよう見てやってほしいと電話があったのは、期限の20日ほど前。ええっ…

家書は万金に値す

一人異郷に暮らしていると、杜甫の「家書は万金に値す」という言葉を実感するが、「家食」は何万金? 姪が日本のお菓子や、素麺、ぶたの蚊取り器などを送ってくれた。その細やかな気持ちをとても嬉しく感じながら、姉が生きていたら送ってくれただろうと思う…

賭博のお客

昨日の夜からyahooがつながらない。添付が送れなかったり、いろんなことが起こる。 それはさておき、昨年のドイツでの国際ブログコンテストで「最優秀賞」に選ばれたのが中国の猛小蛇氏の「狗(犬)日報」だそうだ。

門限

司門口(スーメンコウ)に髪を切りに行った。司門口は洋服屋の並ぶ若者の街。出かけたのも遅かったので、帰りのバスに乗ったのときは、とうに9時半を過ぎていた。店もどんどん閉まっていく。 街道口(チエタオコウ)の混雑する交差点を越えたところで、突然…

もうすぐ夏休み

確認すべきことは確認して、来年度の契約が済んだ。また一年、武漢の四季の移り変わりをお伝えできると思う。 6月末で殆どの授業が終わって、七夕ころから夏休み(!嬉!)。いま、夏休みの過ごし方を考え中です。すでにこのところ34度を超え、蒸し暑く先が…

水漏れ

昨夜は上の4F部屋のクーラーの水が漏った。バケツ2個と洗面器1つを持ってきてくれたが、ペンキもはがれてじゅうたんも汚れた。4Fはアメリカ人の女の先生の部屋。大音響とともに、地響きがするので、さすがに音量を小さくしてもらいに行ったことがあったが、…

朝刊から 

新聞は一面と裏面を見てどれを買うか決めている。一部5角(7円)。今日は、都会の真ん中の公園に咲く蓮の花の写真に魅かれ「楚天都市報」を買った。1面記事は、

蓮の花

2月にここに佇んだときは、冬枯れの池だった。校内にある青年園・源湖。6月の曇り空を映して、蓮の花が咲いている。池いっぱい蒸せるような緑の葉の波。微かに漂う蓮の香りは写し取ることができない・・・。水の下の泥、曇り空を鏡にして、花開くこの瞬間。 …

電気の街とちまき

「中国でいやな目にあい、すみません」と3年生がデジカメを買いについてきてくれた。こんな風に謝ってもらうなんて申し訳ない。が、こうした反応がここの学生です。 校門からバスで20分、PCや今人気のMP3などが売られている電気街に行き、4軒目の店でキャノ…

家楽福(チャールゥフ)

カルフール(家楽福・ドイツ系スーパー)に行ってきた。まだ風邪が治りきったわけではなかったが、先週は学生の世話等で休みが潰れたし、気分転換を兼ねて、日本のお醤油でも探して来たいと30分バスに揺られた。結果は、日本のお醤油なし、勿論お味噌とかも…

卒業の季節

英語と中国語で張り紙してあった、昨夜の停電はなんと起きなかった。服務員さんたちも「線がちがったのかな」ぐらいだけれど、なんなんだろう、このアバウトさ。 さて、1人2人少々手伝った4年生の卒論も10日が締め切りで、もうすぐ卒業の季節。中国の学期…

愛車点検

自転車の前輪がつぶれかけ坂道が重くなったので、自転車屋さんに持っていった。ランニング姿のおじさんが、裸電球の下、自転車をひっくりかえして見てくれる。穴はあいてないけど、良いチューブじゃないから3週間に一回ぐらい空気をいれなきゃいけないよ、10…

森の精たち

梧桐(すずかけの木)が一斉に幹の皮を落とし始めた。こちらの人が「毛毛(マオマオ)」と呼ぶ花粉が飛び始めたのも一斉だったが(一日で終わったと書いたのは誤り。その後も飛んでいるが、お掃除の人が片付けてくれあっという間に無くなるのだ)、縦にも横…

ネーミングと商品

eco

蚊に悩まされている。 蚊取り線香では喉をやられたので、蚊取りマットを買ってきた。沢山の種類の中から「黒猫神」マットというのを選んだ。箱に「日本製蚊取り液使用」と書いてあるし、「黒猫神」という文字がつりあがっていて、「黒猫の呪い」か何かで蚊を…

外語系 加油(ワイユゥシ チャアヨー)!

今晩(土曜日)7時から体育館で学部対抗のエアロビ大会があるから、ぜひ来てくださいと1年生に言われた。クラスから4人、英語科の2人と出場するからだ。体育館は一時間近く前から、人でいっぱい。天井の扇風機が暑い空気をかき混ぜる。 3列に陣取って応援練…

黄色い犬

実は、昨日5日ぶりに宇宙の枠外から?ネットの接続ができたのは、同じ招待所に住む若いアメリカ人のアレックス先生のおかげ。道であって、困っていることを話したら、Proxy Hunterというものをダウンロードしてくださった。(その道筋は、詠み人知らず。)し…

Proxy軍団との戦い

ネットが丸4日もつながらなかった。ふう。 その間、何もしないのではなく、不安定なIPアドレスと刻々と変わるProxyの両方を相手に戦いを挑んで(設定の変更を続けながら)接続不能の壁に押し戻されるのだから、日本では想像を絶する孤独な銀河からのアプロ…