門限

mklasohi2005-06-18

司門口(スーメンコウ)に髪を切りに行った。司門口は洋服屋の並ぶ若者の街。出かけたのも遅かったので、帰りのバスに乗ったのときは、とうに9時半を過ぎていた。店もどんどん閉まっていく。
街道口(チエタオコウ)の混雑する交差点を越えたところで、突然バスがとまり運転手さんが婦警さんに呼ばれて降りていった。免許書に何か書き込まれたり、結構時間がかかっている。側にいた若い女の子に「どうしたのかしら」と尋ねると、「私もわかんないけど、信号無視でもしたんじゃない」って。自分の乗ったバスが信号無視して止められるなんて日本で経験したことはない。
地下鉄もなく、市民の長い移動の足はバス中心。大勢の人間を運ばなければならないので、次々とくるが、バス停目がけて、轟音を立てて一台一台乗り込んでくる。都バスののほほんとした感じとは違う。それでなくても「いかつい猛牛」せめぎあいの武漢のバス、乗ってきた運転手さんは機嫌も悪く「おら、おらどいたどいた」と飛ばす、追い越す、乗ろうとする人を無視・・・・のおかげで?10時半に正門前に帰りついたが、沢山自転車が止まっていたはずの校門の横に、ひっそりと1台だけ、my自転車。確かに学生寮の門限は11時なのだから。でも、なんだかまるで一人夜遊びをして帰ってきたみたい・・