wuhan

武漢の話題

今後も武漢のことは忘れず、心にかけていきたいと思っていますが、今週の新聞記事ででびっくりしたのは、 武漢の野菜の残留農薬度が高く、最近市が30台の農薬検査車を出して、スーパーの近くで、無料の検査を提供しているということ。半数ほどが不合格だそう…

17時間の断水

上水場修理のため武漢市の60%が朝4時から、夜9時まで断水で.ポット3本のお湯を確保し、お風呂に残り湯をためたままにしたり。 お昼は学食へ行ってみると、スープのあるラーメンは×でしたが、他は大丈夫。学生たちの飲料水「お湯」は確保されているというこ…

みどりと熱干面娘

清明節3連休一日目。 夜7時のニュースは、清明節は中国伝統行事の一つで…とお墓参り渋滞の様子。外に出かけなくてよかった。書きたいとおもいつつ時間がなかったので、取り上げられませんでしたが、3月末、武漢の地下鉄の中で、熱干面を食べていた若い女性…

ことしの桜

日本人なら、「今年の桜は」と思うことでしょう。 ことしのさくらは雨の中。 今日は、武漢の日系企業の方にお食事に、お誘いいただきお花見をしてきました。場所はホテルリバーサイド。 柳桜をこきまぜて、と古今和歌集に詠まれていますが、柳の向こうには、…

地下鉄

昨夕、初めて、街道口の帰り道、光谷まで地下鉄に乗車りました。街道口へ行くにはタクシーを利用したのですが、15分程度の道のりが渋滞で40分もかかり、あきれました。渋滞解消に高架道路を作ったはずなのにそれさえ、渋滞。道を作っても作っても足りない。 …

天の恵み

午後は1年のテスト、4時ぐらいから夜まで外国語学部の年会がありました。これで今学期のお仕事は終了、春節を迎える準備です。 さきほど成績も送りだし、明日、上海にちょっと寄って、晴れて次の学期まで帰国です。 日本語学部の教師たちは「大中国」を歌い…

武漢物語

最近やることに埋もれて、ぬくぬく?部屋にいることが多いのですが、たまってきた新年の新聞を、服務員さんが掃除にきてくれた間に目を通しました。市が取り組む10の課題も面白いのですが、一番気になるのは、地下鉄の水漏れでしょうか。開通した地下鉄はそ…

そこはかとなき

昨日の地震についてはこちらの朝刊の一面にものり、先ほど服務員さんからも尋ねられました。これ以上起きないようにと願います。 最近PCに向って書いたり、電子版論文を読んだりする時間が長く、目がしょぼついて、どうにもこうにも見づらくなり、そうだ!…

きえゆく門、消えゆく町

昨日、久しぶりに武漢大学方面にでかけてきました。 洋品店には「日本製品を買うな」と書いた垂れ幕がおそらく先月かけたまま、下がっていましたが、群光広場の日本料理屋さんは人で賑わっていて、入るのに20分も待たされました。 お食事の前に、武漢大の以…

名月や

今日は中秋の名月。武漢も曇り、東京は台風でしょうか?通り道の方はお気を付けください。 年々派手に、奇抜になるいただきものの月餅の箱。 今年はプレスチックの縦型の入れ物…もはや箱でもない…(笑)。 いつも、豪華なのに使い道のない箱で、困るのですが…

ポーズ

武漢にもどって10日の昨日、2組目のご案内をしました。立教大学観光学部のS先生とその学生さん7名と一緒に、武昌の見どころと漢口の租界など見て歩きました。 3月に武漢にS先生が初めていらしたときにお願いを受けたもので、ルートについては8月末の東京で…

蔵の中

学期最初の授業では恒例、夏休み取った写真を見せながら日本の変化や、私の夏休みやら、常識を日本語で広げることやらそういうことを目指した授業。そのため、港区のちいバスや風景に溶け込んでめだたないきれいな日本のごみ箱など、今年の東京でみてきたも…

租界の中の日本

数年前武漢に留学されていた宋詞研究の熊猫博士とA新聞記者のTさんが揃っての武漢里帰り。わたしは来週の下見も兼ねて、昨日の午後はご一緒に武昌と漢口の古徳寺、租界をすこし歩きました。 それで見つけたのが、武漢天地からみて勝利街入口近くの煉瓦の建…

阿吽の武漢

武漢に戻ってあっという間に3日経ちました。今回は早稲田に留学中の華科大日本語学科の若い先生と一緒になり、直行便の中では彼女の研究の行方などの話をしてあっという間に武漢着。飛行場について携帯をオンにするや、入ってくるメール。ここ2日は武漢里帰…

大道を行く

朝、成田9時発予定のCAエアチャイナが欠航し、一瞬どうなることかと心配しましたが、10時35分発のANAに振り替えてもらえ、昨夜9時、無事武漢に帰りつきました。 気温31度。飛行機を降り立つとむわっと中国三大かまどの湯気。北京を経由して、中国が深くな…

霧霾

昨日は午前11時ぐらいから空が黄色に変わり、一日武漢の街を覆いました。これを霧霾(ウーマイ)と言います。 化学工場の塩素管が破裂したとか、いろいろな噂も飛び交いましたが、公式発表では、近隣の省の農民が麦収穫後の麦わらを焼いた煙が、折からの湿気…

2012年の肖像画

授業が終わって戻ろうとした道、緑豊かな木陰の下、美しい風景を見た。朝の片付けも終わり、外へ働きに行くこともない中国のお年寄りたちの「仕事」は、外にでて近所の人たちと話すこと、 孫の面倒をみること。深緑の中にふと光があたったような特別な空間で…

川をこえて

日食はいかがだったでしょうか?わたしは全日食を2年前に経験し満足して、早起きはせずじまい。なんだかまた忙しくなっていますが、今日は資料を求めて湖北省図書館へ行ってきました。黄鶴楼の裾野、閲馬場というところにあります。武漢大学図書館とも似た、…

ねこの墓

久しぶりの授業でした。 昨日午前中は、4年生の女子学生2人と湖北美術館で開かれている小さいアニエス・ヴァルダ(AGNES VARDA)の展覧会に行ってきました。アニエス・ヴアルダは1928年にベルギーのブリュッセルで生まれた女性写真家・映画監督で1957年29歳…

譚シン培をさがして

「雨が降らなかったら霊泉山までドライブに行きましょう。」と章さん一家に誘われていた。 今日は、幸いにして雨も上がって朝10時すぎ、私の宿舎まで迎えにきてくれた。そして財大で先生をしているZさんと娘のランちゃんも加わり郊外へのドライブが始まった…

布谷鳥との生活

あすからメーデーのお休みです。 国の規定は3連休ですが、先週授業が一つ終了したため個人的には素敵な6連休^^。そして金曜に一日行けば、また13週のテスト休みへと繋がります。緑のなか、授業を終えて戻った今夜は爽やか気分。日本の皆さんもそろそろ連休…

降ったりやんだり

天気と雨を繰り返し、昨夜は学生と外を歩いていたら雨が上がりの強い風が吹き始め、マロニエの木の毛毛(花粉)が飛び、吸いこんでひどく咳き込んだ。 朝みると風で折れた枝もたくさん路上に転がり、森に住むよいことと悪いこと。今日は毛毛(マオマオ)は落…

魚と熊の手

花金の昨日夜、公務員になったCさんに誘そわれ、東湖のちかくの土家族の農家料理のお店で晩御飯を食べた。車の運転はCさんの上司。 このあたりに何軒も並んでいる簡単な作りの農家料理だがここは初めて。「土家菜・恩施」、つまり湖北省の恩施に住む少数民…

曇華林界隈

すぐ裏手には曇華林(タンホアリン)という古い街並みがあるので案内しますよと言われ、その辺でお昼を若い女性の副院長さんとご一緒した。 曇華林は3年前に友人と来たことがある。その時に比べて明らかに観光客向けのお店が増え、上海の多倫街にもやや似て…

臙脂路からのお土産

今日は臙脂路あたりを歩いてきました。 これは、一軒間口の瀬戸物屋さんで買ったお皿と杓子。2つで8万5千元の骨董で…というわけがなく、8,5元。私の日常生活のお伴ですね。 本当はこの、昔の中国映画にもでてくる花柄の寸胴きゅうすがほしかったけれど、一…

真っ直ぐな人

仕事を終えた花の金の夜、4月2日にご紹介した「尭十三」のコンサートを聞きに、華中師範大学文化街「173Artspace(173芸術空間)」へ行った。 2-3人お誘いしたものの、都合がつかなかったりで結局、楚天金報のYJ君の同僚女性記者のZさんと2人で聞いてきた。…

絵はがきとガイドブック

先週のお休みのおかげで院生の授業があと2週。よしあと2週。 夕方、郵便局へ荷物を出しに行って、片隅のケースの中に「当地封筒・絵葉書セット」を見つけました。 上から、漢繍、豆皮、2段目が老舗の薬屋・「葉開泰」、熱乾麺売り、、一番下の段が武漢の塩味…

タクシー物語

昨日もタクシーを結局30分近く待ちました。「タクシーが重要と供給にマッチしていない」と、やっとのせてくれた運転手さんに話をすると、 「これ以上タクシーが増えると結局渋滞がもっと増え、そうなると3分で7角(10円)も儲からなくなる」から会社も車を増…

飲茶

講演が終わって知人に飲茶のお店に連れて行ってもらいました。三五醇酒店。女性やり手経営者のお店と聞きました。以前別の方に連れて行っていってもらったことがありました。中国の建物は50-60年代、80年―90年代のものか、それ以降かなど、材質やデザインで…

もうひとつの夜桜

花の金曜の夜、遠く漢口・同済医学院で中国海洋大学林少華先生のお話を聞いた。林先生は村上春樹作品の翻訳者で、すでに38冊の村上作品を中国に紹介されています。 実は前日、本校でもあったのですが、開演1時間前に行った学生から「先生もう席がないどころ…