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19番目の線

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武漢の友人国家一級画家LUOYINGさんが ニューヨークタイムスに掲載されました。伝統中国画の18本の線に19本目の線・電脳線を付け加えています。素敵な作品です。皆さんに紹介してねと送ってきたのでご紹介。武漢理工大学の教授でもあります。 https://t.co/P…

Three jade and two animals (3つの玉と2つの動物)

武漢に戻る前の3日ほど、西安美術大学芸術学部の(人冬)玉潔先生にお誘いいただき西安郊外の隴県と宝鶏市で社火という元宵節のお祭りを見てきました。 そのお祭りも面白かったのですが、わたしにとって、人との出会いはもっとこの旅を彩るものでした。 写真…

荊州花鼓戯

今週はとっても忙かったのですが、中国ツイッターで知った荊州花鼓戯の10日夜の公演はお約束を果たすべく湖北劇院へ見に行ってきました。 先月の反対運動の激しかった時に、この関係者の方から是非にとお誘いいただき、日本人の私にいろいろと配慮の言葉を…

描かれた女性たち

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今夜は西安美術学院芸術研究所・佟玉潔先生の「中国当代フェミニズム芸術の視覚経験史」という講座を聞いてきた。 2-3日前東9楼の壁にに貼ってあったポスターを見て、これは面白そうだなと思った。雨の夜ゆえ、7時からとは同じ大学内とはいえちょっと億劫に…

南風琴社

約半年ぶりの京劇の身段(身振り)の練習に行ってきました。 昨年11月末に大学内の教職員を対象とした京劇クラスができたのですが、動作(身段)コースはずっとお休みのままで折角買った「水袖」と呼ばれる衣装もこのままタンスに埋もれてしまうかとがっかり…

ねこの墓

久しぶりの授業でした。 昨日午前中は、4年生の女子学生2人と湖北美術館で開かれている小さいアニエス・ヴァルダ(AGNES VARDA)の展覧会に行ってきました。アニエス・ヴアルダは1928年にベルギーのブリュッセルで生まれた女性写真家・映画監督で1957年29歳…

譚シン培をさがして

「雨が降らなかったら霊泉山までドライブに行きましょう。」と章さん一家に誘われていた。 今日は、幸いにして雨も上がって朝10時すぎ、私の宿舎まで迎えにきてくれた。そして財大で先生をしているZさんと娘のランちゃんも加わり郊外へのドライブが始まった…

こいびとに会いにいくように

最終日の昨日、夕方4時前に東京と博物館へ行きました。お目当てはもちろん中国国家一級文物「清明上河図」。このところ外での待ち時間70分、館内210分と言われていました。夕方いくといいですよと3回も行った熊猫さんに教ええていただき、果たして待ち時間な…

はつゆき

雪になりました。晩は聞きに行こうと思った講座があったのですが、今日はガラス戸の中で過ごすことにしました。 雪に足止めされただけではなくて、日中のプロジェクトでも行き違いが発生。あちらとこちら調整。 そのうち雪混じりの雨もやみ、枝先に冷たい水…

永遠の永遠の永遠

成績付けを終わらせ、7日に新幹線に乗って大阪へ。 神戸大S先生の新春放談を伺いに行って気ました。楽しいお話でした。脳がちかちかと明かりがつくような感じ。 そして夜は御堂筋沿いのホテルに一泊。御堂筋のライトアップを写真にとりました。きれいでちょ…

染付龍

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冷蔵庫と洗濯機のコンセントが壊れて、今日は変なところから線を引っ張ってきて冷蔵庫を動かしています。クリスマスコンサート、そして昨日はクリスマスディナー、明日もと、年末の行事が続きながらも、今一つ歳末の気がしない。 それは周りの中国の人たちの…

話劇

中国語で演劇は話劇。年末のお楽しみの一つ、話劇を見るぞ!を実現させました。ずうっと思いながら、例年、秋から年末にかけてはカウントダウン的忙しさが続き、漢口まで出かけて演劇を見るということが実現できないでいた。 だから武漢の近代化に尽くした「…

留守中にこれでもいかが?

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以前ご紹介した若手ピアニスト薛嘯秋(シュエシアオチユゥ)の新しいミュージックビデオがでました。「無声曲」 実は薛嘯秋にまつわる話がちょっと。前曲「遺忘」で演奏が気に入り、かつ彼は日本育ちと言うことで親しみを感じ、2-3のファンqq(チャット)グ…

月高く

講座と講座の合間を縫って、昨晩は友人にお誘いいただいた中秋節民俗音楽コンサートを聞きに、古琴台大劇院という2007年総工費35億元をかけて作られた音楽ホールへ行ってきました。月湖という湖を背景とする堂々とした外観は知っていたのですが、昨夜初めて…

ヨコトリ+

この日、1時間だけ横浜トリエンナーレを見てきました。コンパクトに見て回れるよう、横浜美術館会場だけ。会場はほかに、日本郵船海岸通倉庫、ヨコハマ創造都市センターの2つの会場があるのだからおよそ三分の一程度しか見てないことになる。 その上興味があ…

博物館の日

5月18日は博物館の日で、中南民族大学の博物館が公開されると声をかけていただき、見てきました。10年前の調査では漢民族が12.4億人、少数民族が約1億人だったようですが、この博物館はその55の少数民族のうち20以上の民族の約1万点の品物を収蔵。刺繍、民族…

孔乙己

孔乙己(コンイーチ)は魯迅の有名な短編小説。 科挙に合格することなく、酒場で一杯の酒代もかつかつ、人にからかわれ、市井をさまよって死ぬ孔乙己。その言葉が半なりの封建知識人の言葉(総是満口之乎者也)ということで、それに注目していて、思わぬ掘り…

京劇を見に行く

まとめ直し始めた論文が座礁したので、ブログでも更新します。 「上海京劇院の公演がありますよ」と携帯にIメールをいただいたのは23日。良い出し物はご連絡くださる大学の京劇の先生T老師からだった。280元の席が大学割引があるから200元ですよと。 次の…

アートな一日

いろいろとあってストレス指数が300ぐらいまで上がった週末、新聞記者の楊君と同僚女性記者のZさんと3人で湖北省美術館と映画を見に行きました。おかげで指数はぐっと下がりました。 とくに美術館で久しぶりに現代絵画に触れることができ、幽閉された気持ち…

Fengzikai豊子カイ(ホウシカイ)

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漫画に関する論文を読んでいたら、豊子カイ(1898-1975)という中国の漫画の父と言われる人が竹久夢二から大変な影響を受けたのだということを知りました。(カイはりっしんべんに山その下に豆)それでCCTVの「人物」という番組をみてみたのですが、その…

5元の価値

昨日、かねてから連れていきますとお約束していたアメリカ人の先生を連れて京劇を見に行った。 休みがあるときでないといけないからやっとだ。 場所は武昌にある湖北省京劇院・京韻大舞台。2時開演。チケット売り場で見ると、席は20元、40元、60元。北京で見…

藩玉良(パン・ユィリイアン)

書に倦みて(というほどもはかどらず)夕方疲れて、中国映画を一つぼぉっと鑑賞しました。 張芸謀監督総指揮の「画魂」。もちろん?コンリー主演。西洋画家としてフランスで活躍した実在の女流画家の生涯を描いたもの。 藩玉良:1895(1899)年生まれ。幼くし…

上海の歩き方

さて、上海のこと。 上海は数えれば7−8回目。そのうちの3−4回は卒業生とご飯を食べただけ。 今回は上海のフリーペーパーライターとしてご活躍中の りけん老師が、風の便りでこの夏には完全帰国かもしれないとのことで、老師帰国前に上海を歩いておきたいと…

我をして

課題も持ち帰り、犬の散歩も行き、拭き掃除もし(でもまた汚れる)、骨休めもし、体操にっぽんも応援し…たら9日間の帰国など哀れ<一炊の夢>に同じ。明日からまた、23日まで大連で(発表しなきゃ)、24・25日は南京の南京大学、26日に上海経由で武漢に戻り…

80年代のかけらを探して

29日夜、武漢劇院で上海バレエ団「白毛女(はくもうじょ)」の公演を見てきた。さすが上海バレエ団、踊りの技術も表現力も高く、陶酔の2時間だった。 古典的革命バレエといわれる「白毛女」は40年前、ある地方にあった民間伝説を元にし、毛沢東の妻・江青が…

古い映画のポスター

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この冬は去年に比べて気合の入れ方が足りないのか、暖房のない教室の寒さがこたえる。手をすりながら授業をしていたのだろう。1年男子が「電暖宝」をプレゼントしてくれた。電気の湯たんぽみたいなもの。真っ直ぐに差し出された箱の中に詰まったあったかな気…

ロシアから来た絵たち

日曜日にもすでに準備など仕事のある身にとっては土曜日が幸せ。自分に何かを課すことをしない日。外の空気を吸いに行ったり、すっかり甘やかす日。 昨日は武漢博物館でいま開催中の「19世紀後半ロシアリアリズム絵画展」という展覧会を見てきた。今年は中国…

胡同のひまわり

日曜日、Bunkamura、ル・シネマで張楊監督・映画「胡同のひまわり」を見てきた。北京の胡同の文革終了後から30年の変遷と、そこに暮らした画家親子の絆が描かれている。自伝ではないが、監督自身の子ども時代の生活、風物が再現されているという。7…

多謝多謝

花はさかりを、月はくまなきを見るものかは、とはあるけれども、くまなき秋を愛でることがあってもやはりよいような気がする。この時でなければ、ここでなければという取合せというものもある。 1年を通じて、絵を見ることは私の楽しみの一つであるが、こと…