アートな一日

mklasohi2010-11-29

いろいろとあってストレス指数が300ぐらいまで上がった週末、新聞記者の楊君と同僚女性記者のZさんと3人で湖北省美術館と映画を見に行きました。おかげで指数はぐっと下がりました。
とくに美術館で久しぶりに現代絵画に触れることができ、幽閉された気持ちを随分空へと解き放つことができました。
アートの力ですね。見たのは「湖北省美術学院(美術大学)90周年記念展覧会」。
映画の時間が迫っていたため、作者や作品名はほとんどメモを取る時間がなく、とったのも走り書きであとで読めない字(笑)。
ですから私の怪しい案内ですが、ご一緒に展覧会の一部をお楽しみくださいませ。
そうなんです。中国の(武漢の)美術展は写真を撮ることが禁止されないのです。


最初は、院長・徐勇民氏の「紅牡丹」。



トランプと女性。



中国画鷺の大作。監視の女性も、手で触れようとする人には注意をしますが、写真撮影には無頓着。

仏教修行。先生クラスの絵は面白い絵が多かったですね。



春、鴻を待つ。



解放軍兵士の必需品?「巧面館」のインスタントラーメンに目が行きました。



颯爽とした毛おじさん。





武漢の風景を題材にしたものも。一橋の下で露天の漢劇を見ている人たちの後ろに流れる長江。


黄鶴楼と「ひとたび去って帰らず」の鶴の幻想。






お客さんは多くないのでゆったり鑑賞できます。
     




展覧室は6つにわかれていました。

怪しい若者の絵「蛹」左には同じ作者の対で若い女性。





オブジェのものにも面白い作品が。「異質30」李遥平。



 
「夢遊症B」子どもの手を引いてどこへいくのか。




靴たちにかわいい目のある「一個、二個、三個」(李勤)という作品。

どういう動機がこれらを作らせたか作者たちに尋ねたくなりますね。



少数民族を描いたものも数多くありました。

解放軍の女性、たばこの取り入れ「金色的八月」
                



超リアリズム「干魚」(孫漢橋)つつんだ新聞はもちろん中国語の新聞。
                          




ビデオインスタレーションの作品も。




誰もが好きな絵の前で写真をとって楽しめる。
                 これは私です(ふふ)。
                



それが武漢の美術館の自由なところ。おそらくそんな自由もいつかは消えゆくことでしょうが…。
お気に召した作品はみつかりましたか?


建物には芸術館と書いてあり、ホームページは湖北省美術館です。アバウト〜。
湖北省博物館の隣で、胡錦涛主席の掛け声のおかげで入館無料の美術館の一つです。http://www.hbmoa.com/index.php

湖北美術学院90周年記念展覧会は12月5日まで。