武漢語のうわさ

11月は寒くなるのは早かったけれど、そのあと比較的暖かい日が続き、黄葉が残っています。赤くなる木の葉は、もっと気温が低い日をまっているようです。

来週は試験週。時間に余裕があるので、そろそろ外の空気を吸いに行きたいと思います。

前から要チェックと思っていたアモイ大学教授易中天先生の「都市と人物」をインターネットで見た。その中で易先生は「北京語はまるで漫才を聞いているようで楽しい。武漢語はまるで劇をみているようで、メロディがあってよく響く」と言っている。(大声で粗雑とも)
武漢語が北京語とならんで中国語の共通語の候補になったという話があって、「ただの噂」と言う人もいたが、あにはからずや、今週読んだ論文にも、ちゃんと「中国、清末・民国初期の学者・政治家章炳麟が主張し北京語と並んでいた」と書いてあった。南北からの荷物の集積し、文化が融合する場所の言葉は共通語として適当であるという主張である。

先の易中天先生も「読城記」の中で武漢は地理的には首都向きの位置にあり、北方語系(西南官話)で、南方系の発音の武漢語は南北の人が学びやすいと書かれている。
でも個人的には北京語でよかったなぁと思いますが(汗)。
武漢語を聞きたいという方(?)のために「わたしについて武漢語を学ぼう」(武昌魚制作)と武漢語版トムとジェリーはいかがでしょう。
制作・武昌魚というのがいいですね。「武昌魚」は武漢の有名な淡水魚ですから。