2008-09-01から1ヶ月間の記事一覧

沙湖へ

10周年行事出席のために上海から戻ったマイクロソフトのS君と、院に進学した虞姫といっしょに、Cさんの勤める武昌区役所の出先機関に行ってみることになった。 大学からタクシーで29元40分の場所。がらんとした窓口は出生届先(計画生育)とか、老人サービス…

休日のとなり

音楽チャンネルからトゥーランドット。日本の友人も帰国し、静かに、冷え込んできた夜。 昨夜はプロジェクトに参加した武大の院生たち、先生方を日本側が招待しての食事会だった。東湖に面した青蓮大飯店。お金には使いどころというものがある。気温の下がっ…

見える声、見えない声

渋滞のひどい街を今日は朝は、友人の社区住民のヒアリングを手伝って通訳するため移動、いったん大学に戻って夜は、呼んでいただいた武漢市第59回中国成立祝賀招待会に出席のため漢口へ行った。高速道路高架橋工事が災いし、車が動かない。行きは1時間45分を…

びっくりしたなぁ

先日の日中環境調査プロジェクトの視察で到着予定の友人が、上海で3時間、足止めになり、迎えに行った武大の学生さんもまた武漢天河空港で足止めのまま、夜が更けている。午前中はこれと別の交流の橋渡しがひとつあったが、夜は連絡が来るまで社会学科の聴講…

一日一冏

今日は別の中文系の別の教授のサロンに行って来た。尉遅(ユーチー)教授のところは日曜日にも勉強されるのだ。 「中国語史データ構築のための漢字バンク開発」という計算言語学のお話で、すでに1.金文図片字庫 2.今昔文字鏡 3.華東師範大小篆字庫 4…

朋あり北京より来る

eco

自転車で昼、帰宅しようとしたらやや早口で「劉○です・・・」と電話がかかってきた。「北京の…。」とっさに誰か思い浮かばない。「中国科学院の…。」あ、先日も書いた日本の環境学者の友人のお弟子さんだ。 プロジェクトの中国語訳や北京などでのお世話はい…

1年たったんだ。

いつまでもかまどの暑さでゆで卵の私。夜の帳が下りる頃にはやっと涼しくなる。 夜、指導教官のサロンがあり、修士、博士ほぼ全員揃って自己紹介。サロンというのは、日本のゼミみたいなもので、論文の中間発表だったり、一人が選んだ論文について議論しあっ…

瞬間

美しい月の夜も終わって、また慌しい日々が始まった。今年から中秋が休日となったため、今年は伝統行事を祝う雰囲気がまたいっそう濃くなったことを感じる。 そんな時期に武漢大学の社区でゴミ分別の活動を行った博士・院生の姿がネットで紹介された。記事に…

幸会・幸会(シンホイ・シンホイ)

コンコンと音がして、ドアを開けると今年の卒業生Cさん。やはり初任給でご馳走してくれると言う。借りてきた修論を読もうかとぼんやりしていた午前の時間だったが、シャワーを浴びるのを待ってもらって、街道口にある「風波荘」という武侠ワールド仕立てのレ…

秋の姿

明日から3日間「中秋節」の休みということで、お祝いの言葉などをもらう。私も中国人の友人たちに清朝末の女性革命詩人、秋瑾の詩をもじって送った。小住華中, 早又是中秋佳節。 爲籬下黄花開遍, 秋容如拭今夜は3年生のクラスと堕落街へ遊びにいくことにな…

あなたってもしや・・・

ここ数日暑い日が続いて武漢の9月は侮れないなぁと茹っていたが、夜になって涼しい風が吹き始め、森がざわざわ言っている。 今日は教師節で、夜は中文系指導教授を院生・博士が囲んでお食事会が行われた。年々派手になるようで、大きな花束、お酒、月餅のプ…

七零社区

専門の名著を読んで論評という課題の本の中味が濃すぎて終わらない。要約はすでに1万字を越え、今週は相当これに時間を費やしたつもりだけれど。一方で今週は湖北省日中林木育種センターの閉幕式にも呼んでいただたり、また何人かの中国人の友人とも様々な…

life]一個の「愁い」

道に分け入れば、道は険しくなる。本来の仕事、日本語科依頼のもの、知人のお手伝い、中国語も最高の級を目指すとなるとそれはそれで時間を使わねばならないし、友達、親しい人のためにも時間を使いたい。 午後、用事があって外事処に行くと、「それから」と…

王の帰還またもや雨。

お昼、6月に卒業して武漢の南方航空に勤めるO君が大学に戻ってきて、約束どおりご馳走してくれた。卒業の時、「初任給で先生にご馳走します」と言ってくれていた。その気持ちが嬉しく受けることにしていた。初任給って一度だけだもの。 そのとき、「彼女が大…

秋の野菜

最後かなと思いながら西瓜を買った。今年は武漢は秋の訪れが早いような気がする。柚子(ヨウズ)や栗も市場に出てきた。今年の夏のマイブームのひとつ苦瓜もそろそろ秋の野菜に取って代わりそうな気配。午前中、服務員さんが、聞いてほしい、4階のアメリカ人…