life]一個の「愁い」

道に分け入れば、道は険しくなる。本来の仕事、日本語科依頼のもの、知人のお手伝い、中国語も最高の級を目指すとなるとそれはそれで時間を使わねばならないし、友達、親しい人のためにも時間を使いたい。
午後、用事があって外事処に行くと、「それから」と頼まれごと。確かに自分の勉強とは個人に属する小さなことで、日本と中国との交流がいろいろな面で進むために役に立てるなら、それで死んでも本望だと、そんな風にも思うけれど…。どうやってこなしていこう。
先学期6月下旬に日本の大学の先生をお2方招聘するための申請書を提出していたが、結果がなかなかでないので、外事処でいろいろ確認してもらうと、なんと申請した2日後には許可が下りていた。「同意」とサインされ立派な判子が押されている。なぜすぐに知らせてくれないのか。間に入る身は難しい。


秋の虫が、チーチー、リーリーリーと鳴いている。愁い来たって、窓に寄りて一人嘆息。
凄凄たり、惨惨たり、戚戚たり…。