命綱

mklasohi2017-02-19

今回の帰国には初めて中国で携帯wifi をレンタルしあちこち携帯し便利でした。先ほどデポジット返却通知を受け取り、一つの旅が終わった感じ。一日7元1ヶ月3500円ぐらい。,デポジットが8000円ぐらい。
自宅は、東京にあってこちらは仮の住まいなのですが、明日からまた新学期、お仕事でこちらに力が入る。

上海に戻るなり、エアコンが効かなくて寒い。20年ぐらいの小さくて旧式のエアコンですから、入居時から換えてほしいと言いつつ、いよいよリモコンにも反応もしないし、もう限界、

大家さんに連絡すると、
修理の人をよこすからとか、なんと「もうすぐ夏だから我慢して。内装にはお金はかけられない」とむちゃくちゃ。もうすぐ夏って無理が、あるでしょう。
帰って来たぞ中国。大和撫子が、それなら家賃払わないというそぶりを見せて応戦。

結局、言い勝って
新しいのに換えてくれることになったのはいいのですが、早速取り外しに来てくれたおじさんふたりが、あまりに無防備な状態で足場も不確かな14階の壁に取り付けられた室外機を窓から、ぽっとでて取り外そうとするので、ひやひやの極致。
腰に巻いた細い紐だけが命綱、すぐ解けそう、そして小さい植木を置くような窓の外に立って作業。ネジでも下に落ちたら怖いし、何よりおじさん危ないようと、エアコンが効かないと言ったことを後悔しそうなくらいのどきどき感。

それでも先ほど、部屋の中にばらばらと錆びた金属などを落として、古い本体と室外機を持って帰って行きました。が、私のどきどきはまだ続いている、
こういう危険なことって農民工のおじさんがやるんですよね。作業服も、ヘルメットもない。ポパイにでてくる水曜日に返すからハンバーガ代貸してというおじさんみたいな格好で。

交渉ごとも疲れますが、この危険雑技はもっと疲れました。
新しいエアコンの取り付けに来たら、大和撫子が命綱持ってようかなー。
だって、途中から部屋の内側に垂らしただけで、中にいるおじさん命綱ほたらかしだったのですから。あ、ぁこの雑な感じ。