朋あり北京より来る

自転車で昼、帰宅しようとしたらやや早口で「劉○です・・・」と電話がかかってきた。「北京の…。」とっさに誰か思い浮かばない。「中国科学院の…。」あ、先日も書いた日本の環境学者の友人のお弟子さんだ。
プロジェクトの中国語訳や北京などでのお世話はいつもこのLさんがされている。私は日本語訳や武漢での交流のお手伝いをしているのでいわば「同志」。いつもメール上や、一度お電話で声を聞いたことがあるもののお目にかかったことがなかった。その彼が武漢に出張に来ているから、華科大に寄りますということだった。
朋あり遠方より来る、また楽しからずや。
夕方の授業を終えて、6時半に正門に迎えにいくと、初めて会ったのにあまり初めての感じがしない。互いにお世話役の苦労を少々共有しているからかな(笑)。
中国科学院というと、職場として申し分なさそうだが、やはり天外天、何事にも優秀な人材の揃う中国、またあり方の理想とのギャップなど、いろいろ悩みもあるということだ。
夕べは大学内のレストランは武昌魚が品切れで「回魚」を食べた。「回」には戻ってくるという意味がありますねといいつつ、友人のお弟子さんの活躍を祈って乾杯。楽しいひと時でした。