映画のこと 

ともだちから映画は何をみたのと聞かれたので映画のこと。見たのは「ハリポタ」。
最終章ということ、ハリポタの日本語翻訳についての論文を読んで、中国語版もチェックと見たのですが、この面ではさしたる収穫なし、でした。
ハリポタ映画は5年前やはり武漢で英語版中国語字幕で見て以来。今回は字幕なし中国語吹き替え版で、あのややこしい名前が中国語訳になり、人間関係(魔物関係?)やらがわかりにくかったですが、個人的には以前見た1,2のほうが面白かったかな…。
場所は美術館に付属したシネコンスタイルの劇場で、100席ほどの客席に30人程度。しばらくすればネットで見られるため休日でも映画館に足を運ぶ人は日本ほど多くはありません。

記憶にった出来事は、楊君と友達記者のZさんの間に座って、ポップコーン(甘い)と雪璧(スプライト)で、3人もぐもぐ見ていた時のこと、Zさんが暗闇の中スプライトのプルトップと開けようともがいでいるので、おそらく私でも無理だろうと思い、楊君に開けてあげてね、と渡したところ、楊君格闘…。闇の中、プシュッと音がしたかと思うや、私の服の袖や顔、Zさんのコートにまで、飛んできてかかりました。それはまるで、ハリポタ映画とあわせた3D?4D?効果のようでした(笑)。
缶との戦いに負けた3人。中国語でプルトップ缶は「易拉缶(開けやすい缶)」と言いますが、服が濡れる被害をだしても結局開かず、Zさんは飲めずじまい。「不容易拉缶(開けにくい缶)だったわね」と笑いました。
開かないプルトップに11月なのに暖房のない劇場。日本と同じようでどこか同じにならない映画鑑賞。
濡れて余計に寒そうにしていたらナイトの楊君がダウンのチョッキを脱いで着せてくれました。もちろん断りましたが、それでもと。そんなこともこの日の思い出です。