こいびとに会いにいくように

mklasohi2012-01-25

最終日の昨日、夕方4時前に東京と博物館へ行きました。お目当てはもちろん中国国家一級文物「清明上河図」。このところ外での待ち時間70分、館内210分と言われていました。

夕方いくといいですよと3回も行った熊猫さんに教ええていただき、果たして待ち時間なしで入館。先にほかの展示品(故宮博物院200選)を見て、5時ちょっと前から「清明上河図」の列に並ぶ。そのとき「240分待ち」ということで9時かなあと思わず眩暈を感じつつ本を読みながら待った。

周りの人たちもみんな静かに本を読んだり、携帯をながめたり、話す人も小声。並ぶなら日本人と(笑)。

結局2時間40分後、7時40分ごろに見ることができました。 外で待たずすんだだけでもよかった。


雪や、用事でもういけないだろうと思いつつ、人生は悔いなく生きなくては、と。大袈裟ながら(笑)、そんな気持ちを持って「会いに行った憧れの人」。会えるだけでも嬉しい。


そういう気持ちなので、見終わると疲れも忘れてすがすがしい気持ち。静かに、雪の道を歩く心も温かかった。
しっぱいや、叶わぬことは、それはそれ。雪道を歩くように、会いに行く。