trip

フフホトからはじまる今学期の旅        お久しぶりです。8月31日に上海に戻り、9月1日から5日までフフホトの内モンゴル大学で開かれた、中国都市言語学会に行ってきました。                                             フフホトの旅は学問の旅、草原の旅、羊を食べる冒険(笑)、風に吹かれて青空をみる旅。内モンゴルのことを肌で感じてきました。

何と言っても2回も読んだ「方言与中国文化」著者の復旦大学游如杰老先生に、中国人には気がつかない視点の面白い発表だったよと言っていただけ嬉しかったです。本の中の方にお目にかかれ、老舗のモンゴル料理屋さんで、ご一緒に羊や、本場のヨーグルト食べ、…

いざ帝都

明日から約8か月ぶり、北京に行ってきます。日曜日には戻ります。 26,27日と北京師範大学で作文に特化した学会(ワークショップ)があるからですが、実は、それよりも?、数十年ぶりにお目にかかれる方、何年かぶりの卒業生、に会えそうなのが嬉しい。それ…

Three jade and two animals (3つの玉と2つの動物)

武漢に戻る前の3日ほど、西安美術大学芸術学部の(人冬)玉潔先生にお誘いいただき西安郊外の隴県と宝鶏市で社火という元宵節のお祭りを見てきました。 そのお祭りも面白かったのですが、わたしにとって、人との出会いはもっとこの旅を彩るものでした。 写真…

上海の数時間

15日、上海では「上海第一財経日報」記者に転身したYJ君に会いました。当初、新天地か美術館かというアイディアに、うーむ新天地も田子坊も、多倫もすでに2-3回行ったなぁ、と。するとYJ君、虹橋に最近オープンした高島屋に行きませんかと言うので。それいい…

my大航海時代のはじまり

東インド会社が持ち帰るものは、胡椒やお茶や陶磁器などと思っていましたが、オランダ人の愛するチューリップはトルコから伝来したものだとか。国立美術館にデルフト焼きのチューリップ用の特色ある花瓶も目を引きましたが、フランドル絵画のように町には様…

多言語社会の多わんこ社会

先にも書いたように旅行客に対する多言語表示のみではなく、人種が集まる中をNYの当たり前のような英語とは違い、様々な言語が同格に行き交う。 そしてわんこ派としては嬉しくいたるところにわんこを連れた人が。しかも駅の中をリースをつけたまま出入りし、…

Foods 

KLMの機内食から、今回の食べ物はずっと幸せに美味しかった。中国との行き来でチキンor○○の中華機内食にややあいてきたせいかもしれない(笑)。学会会場4星セミナーハウスの夕食も、ランチも、乳製品を基調にハムやパン、押し並べて飲めない私にもワインや…

アムステルダムAmsterdam

朝に辞す 布魯塞尓(ブリュッセル)、彩雲の間… EU本部もあるというヨーロッパモダンの町ブリュッセルを後ろ髪を引かれながら、朝7時55分の国際高速列車THALYS(タリス)でアムステルダムへ。東京駅はアムステルダム駅を真似たものかどうかの論争があるようで…

ブリュッセルBrussels

ブリュッセルでは中央駅まん前、あるいて30秒の5つ星ホテルメリディアンに一夜の宿を求める。成熟した街の高級感あるホテル。ただ、なぜか部屋のドアが思いっきり重くて、修理の人などに来てもらわなくてはなりませんでしたが。そして、学会のホテルとも同じ…

ブルージュBrugge

会期が終わり、4日目から県立広島大学T先生と奥様、南京大学の中国人研究者0先生と4人でベルギーへ。Oさんの聞き込みにより、「屋根のない美術館」と呼ばれる海浜の町ブルージュへ。 市の中心の広場とマルクトはマーケットのこと。絵本の街のような賑やかさ…

ユトレヒトUtrecht

アムステルダムスキポール空港から電車で30分の小さい都市。 運河があって、ドムタワーと呼ばれる時計台が町の中心にある。そのそばに古いユトレヒト大学図書館があるけれど、大学自体は郊外に移転。 主催者が連れて行ってくれないので、最後の日の午前時間…

地図の上への旅

23日に無事オランダからもどりました。オランダへの旅はまるで地図の上を飛んで、地図の上でしか知らなかった場所への移動。地図の中の人になって歩くたび。 今日の青空は、その地図の国の空を思い出させました。とった写真が山盛りで、さて何をお見せしたも…

おいしいものハルピン

宴会料理で中華のご馳走でしたが、最後の日にモルデンホテルの前の華梅でご馳走になったロシア料理がとても印象的。お店は90年以上の歴史があります。ロシア料理としては、どことなく中国人の守り続けるロシア料理なのかな、という味わいで、ちょっと家庭料…

久しぶりのハルピン

長居するとその分、新婚さんやらご両親たちにお世話をかけてしまうので今回は結婚式出席だけ。街はほとんど車の中からながめただけでした。街のこの7年の変化といえば、高層ビルが増え街の隅々まで整備されていることは感じましたが、武漢などと違うのは、ロ…

美しい花嫁でした

高校での出会いから12年、愛を貫いて。私も恋のお話しを聞き始めてから7年以上。新郎新婦2人は大学も離れ離れ、日本とヒューストン留学ではるか離れたこともありました。でも、7年前の夏、ハルピンで3週間、お世話になった時、2人はきっとこの日を迎えるだろ…

雨、北の街

殆ど徹夜の様相で仕事などを終わらせ、朝の便で武漢から4時間。7年ぶりのハルピンにいます。 観光らしいものをする時間はないので、せめてとロシア建築のならぶ中央大街のモルデンホテルに泊まっています。 昨日から大街で始まったビール祭り、昼間は馬車や…

王府の門

「冷やし中華はじめました」と壁に貼られる日みたいに、今日は初めてサンダルを履き、市場で帽子を買いました。自転車を諦めて歩こうかなと…武漢はあっという間の夏です。少し襄陽の補遺を。 写真は、王府と呼ばれる通りの門の下の店です。門は横浜中華街の…

襄陽の旅―志存高遠

メーデーのお休みに引き続き、今週1週間の試験休み中なので、一泊で襄陽に行ってきました。数年前までは襄攀と呼ばれていたところ。諸葛孔明の故郷でもあり、城壁とお堀の残るよい街でした。当初、せっかくなので2泊ぐらいで成都にお茶でも飲みに行こうかと…

鵺祓いと作文

週末三島で所用あり、夜、伊豆長岡温泉に泊まりました。友人が紹介してくれた宿には屋上に展望温泉があり夜空を見上げるとオリオン座。 少し怖いような冬の夜、笹のそよぐ源氏山の夜の姿を見ながら一人浸かり、なんとも贅沢なひと時を味わうことができました…

永遠の永遠の永遠

成績付けを終わらせ、7日に新幹線に乗って大阪へ。 神戸大S先生の新春放談を伺いに行って気ました。楽しいお話でした。脳がちかちかと明かりがつくような感じ。 そして夜は御堂筋沿いのホテルに一泊。御堂筋のライトアップを写真にとりました。きれいでちょ…

そういう旅行記

苦あれば楽あり、楽あれば苦あり。学会が終わって、日本からご参加の先生方と6人でコロンス島へフェリーで渡りました。所要時間は5分程度。中国語では鼓浪嶼(クーランユ)。 島は、貝がら細工などのお土産物屋さん、イカ焼きや海産料理やさんや可愛い小物屋…

アモイの旅から

アモイからもどってからも授業などでなにやらバタバタしていてアモイの旅をつづるのが遅くなりました。 あ、さて。 18日、アモイ到着は雨の中。台風のようで乗ったタクシーも水しぶきをあげて走りましたし、運転手さんともいきなり、「集美大学まで」「そん…

アモイへ

久しぶりのブログの更新です。 明日からアモイで行われる学会に行ってきます。昨年は6月に長春でした。戻りは21日なので次の更新はまたそのあとになってしまします。今回は、中国のネットから街にも飛び出した新しい文体「淘宝体」とその男女の使用差につい…

小さな旅その3

次の朝、バスに乗り、省政府近く、「水果湖小学校」の朝の送り迎え風景を眺めに行く。 大学内の小学校でも送り迎えはあるが、こちらはもう少し早い時間だとバスの中は孫を送るじじばばで一杯だとか。今日は時間が少し遅く通勤人の方が多かった。校門前では当…

願い

12日から昨年6月に用で行くはずだった上海に動車組(中国の新幹線)に乗って、一泊で行ってきました。 また、昨日の昼は、以前この大学でアシスタントティーチャーをされていたサイヤ人さんに会い、帰国後大手製紙会社に就職し昨年10月末に上海転勤になった…

乗務員さん御苦労さま

疲れからか風邪をひいて、寝ているか本を読んでいるかでした。今日は良いお天気で、夕方は楊君も遊びにきていろいろと話をしました。 さて、汽車の話。 国慶節の移動なので、結婚式の食事も食べ終わらないままに、Z君の彼女運転のプジョーに乗って、新郷駅に…

 曇り空上海―30日

は、何をしたんだっけ?ゆっくり108元のホテルのバイキングを楽しんで、バスで豫園へ。 豫園でも、南翔饅頭店で小籠包を食べたり、写真を撮ったり、お買いもの、のあるべき観光客の三人でした。 そのあとは、どの展望台に登るか検討した結果、中間にあって、…

上海物語

上海で撮った写真は多くて、疲れて耳鳴りもするので、アップするといいつつ怠けていました。 そろそろ片づけて、新学期の準備を、しなければ…。 光る夜・上海―28日 夕方、人民広場の真ん前のオールドホテルについて、荷物を置いて南京東路そしてワイタンを歩…

ディスカバーJapan

日帰りで、京都の大学で開かれたセミナーに行ってきました。 カメラ持って行くのを忘れたため、かすかに見た夏の京都や人をカメラに収めることはできませんでした。学んだ内容は、テキスト計量分析で形態素分析や構文分析を通じて、 たとえば、源氏物語を(…

モンゴルパオで

3,000メートル以上の高地はゆっくり歩くとなんともないけれど、砂山を登ったり、誰かに追いつこうとすると息か切れ、胸が苦しくなりました。 夕方のパオでの宴席ですすめられた青棵(チンクー)のお酒。前日2000メートルの場所では小さい杯の乾杯にはお付き…