そういう旅行記

苦あれば楽あり、楽あれば苦あり。学会が終わって、日本からご参加の先生方と6人でコロンス島へフェリーで渡りました。所要時間は5分程度。中国語では鼓浪嶼(クーランユ)。

 



島は、貝がら細工などのお土産物屋さん、イカ焼きや海産料理やさんや可愛い小物屋さんなどがならぶ感じは、江の島的でもあるけれど、大きなガジュマルの木の生い茂る石畳の路地や、坂道を歩いていると、花の香りや緑の香りのなかに何か甘い香りがして爽やか。


ポーローミーや蓮雨などの南方系の果物が売られていて、林語堂の別荘などがある。


              

観光客はにぎやかに行きかうが、ちょっと外れるとひっそりと静かで、猫の親子がのんびり塀の上から見下ろしていたり、子どもたちの笑い声が聞こえたり、(きれいな普通語でしたが)。



結婚写真撮影のメッカのようで、何組ものカップルを見かけました。新婦は坂を登るためか、ウエディングドレスにビーチサンダル。 「ビーサンの花嫁」と皆でと呼びました。 





それから島や街のところどころに見られたのが、他の地方ではあまり使わない方言漢字。たとえば、この家の住所にある「厝(cuo」の)」の文字など。歩きながらそういうものを探すのも楽しい発見でした。意味は「平屋建ての家」ということ。



空気がなんとなく、のんびりと柔らかい。海と空と花の楽園。こういうところに2-3日いると命の洗濯ができそうな気がしてくるから不思議だ。
いいね。
心の洗濯をする島。