上海物語

mklasohi2010-09-02

上海で撮った写真は多くて、疲れて耳鳴りもするので、アップするといいつつ怠けていました。
そろそろ片づけて、新学期の準備を、しなければ…。





光る夜・上海―28日 


夕方、人民広場の真ん前のオールドホテルについて、荷物を置いて南京東路そしてワイタンを歩きました。
上海新移民言語調査が行われた「上海第一デパート」だわぁ、中に入って店員さんの言葉を聞いてみたいと思ったりしながら…。
ホテルのフロントは普通話、フロントの人が電話をかけるときは上海語でした。


               



あちこち上海そしてお茶―29日

次の日は、列強時代は競馬場だった人民広場のあたりをまず歩く。
お昼までにもう一つ泊る地予定だった別のレトロなホテルに移動。昔アメリカ領事館だったことも、上海のドンの館だったこともあるとかで玄関の車寄せのまえに天使の噴水。 
                  



上海ではやや高くてもオールドホテルに泊まって1930-40年代の上海を想像することを楽しみとしています。



29日午後は、新しいおしゃれなスポット田子坊へ。

 
                                  

行ってみて、「あ、2度目だったわ」と気づく私。4年前よりおしゃれ観光スポットとして開発が一段とすすんでいる。ショーウィンドーの写真をとっていると06年は中の人に叱られたのですが、観光客が増えて諦めたよう。外国人向けの喫茶店や小さいレストランも何軒も。           
                  



そんな一軒に入ってコーヒーでもと言いつつ、住民の人たちが行くマーケットに魅かれて入ると、入口近くにお茶屋さん。ここなら、お土産にお茶を買いたいというk子さんに聞き茶をさせてくれると思って、尋ねてみると、店のおじさんが気持ちよく応じてくれました。
西湖龍井(ロンジン)、高山ウーロン茶の二種類。どちらも、乾いたのどをすっきりと潤し、香りも素晴らしい。
すこしもお茶の葉をケチらずに何杯もお変わりをさせてくれた叔父さん。きっと一目で上客と分かっていたのでしょうね。k子さんたちが1000元近く買ってくれました。
 
町の人とふれあうのも旅の楽しみの一つですね。

  
                             

店の名前のなかに「思」がつく、思うシリーズネーミングの店。中国にはそんな思うシリーズがあります。「思念食品」とか。 






夜は、こんなところにいました。


「夜はすく」と聞いていましたが、確かに、人気館でなければすぐにでも入れ、北朝鮮館を含め4−5つに入ってみることができました。日本館やフランス館は夜でも1時間ぐらい待つようでした。


万博は何も期待していなかったので、何一つ調べず、効率よく回れたわけではないのですが、中国初めての世界博をすこし味わえたことだけで三人満足。
この夜は中華ではなくて、ブルガリア料理を食してみました。普段食べることのないものを食べるのが、ワールドショーケース万博の正しい楽しみ方かな?
       


外観の私好みはエストニア館の民族調の柄。フィンランド館の中の織物模様も好き。

12時閉館といいつつ、10時にはほとんど入れなくなる仕組みでデンマーク館の人魚姫の後ろ姿を遠く眺めたのみでした。こんなところでこんな風に会うのね、人魚姫様。  


会場にむかうタクシーの中で運転手さんが、「日本も万博があったろうけど、こんなに盛大じゃなかったろうね」と
言った中華思想がなかなか印象的でした。確かに大きさは中国が上かもしれませんが。
今日はCCTVニュースの「毎日万博」という時間に「今日はベトナムデーです。」と言っていました。
中国が世界と出会う出来事。