ことしの桜
日本人なら、「今年の桜は」と思うことでしょう。
ことしのさくらは雨の中。
今日は、武漢の日系企業の方にお食事に、お誘いいただきお花見をしてきました。場所はホテルリバーサイド。
柳桜をこきまぜて、と古今和歌集に詠まれていますが、柳の向こうには、長江(揚子江)。
長江をこきまぜて、武漢の春は雨に流れけり…。
お誘いくださったのは、卒業生が数名勤める、武鋼と新日鉄の合弁企業、HSさんの2名の上司の方ですが、写真をとりながら、「日本人なら、毎年、桜に思い出がありますよね」とおたずねすると、「ええ、小学校の時の桜…、…の桜」と。
この感覚を異国にあって、共有できる方々とごいっしょできて幸い。
ことしの桜は、川の側。長江、柳をこきまぜて、咲く桜。
雨もまた思い出。