賭博のお客

昨日の夜からyahooがつながらない。添付が送れなかったり、いろんなことが起こる。
それはさておき、昨年のドイツでの国際ブログコンテストで「最優秀賞」に選ばれたのが中国の猛小蛇氏の「狗(犬)日報」だそうだ。
「犬日報」http://www.18mo.com/index.asp?vt=bycat&cat_id=26
これは、経済新聞記者の猛小蛇(本名严文波)氏が2年前、飼い始めた犬の成長の様子などを掲載、今では、毎日google等で世界の犬に関する面白いニュースを探して、日記と共にupしているそうだ。
記事もそれなりに面白いが、たとえば、5月26日に江蘇ネット新聞の「ご主人を手伝って3年」いう記事が紹介されており、ご主人と一緒にリヤカーを引いているシェパードが映っている。そこに読者が「この犬はやせっぽちで、かわいそう」「でも、貧乏な人の家の犬は番犬をしたり、仕事をしたりするのが常だし、ご主人と一緒の時が一番楽しいのでは」「わんちゃん疲れた?」などとコメントしていてなるほどとなる。嬉しそうでもあり、舌を出してへぃへぃ言っているようでもあり、そして確かにかなり痩せている。    
東京で留守番し、ご主人と離れているうちの犬は二(三)重苦だろうかなどと思いを馳せてしまう。

「微笑図書館」 この大賞http://www.cool123.cn/article/showarticle.asp?articleid=3277を伝える記事の中で「微笑图书馆(微笑み図書館)」というブログが紹介されていて興味をもった。献本活動を行い「貧しい山村にでかけるときはリュックに1キロの本をいれて行こう!」という運動をしているそうだ。(アドレスを貼れなかったので、微笑图书馆で検索してみてください)
どんな本が必要かというと「小学生向け、童話、自然科学物、・・作文教教科書、ピンイン読み物も少々、教師の参考書」などとある。中学生向けはありがたいが、今のところ配布等に手が回らないということ。もちろんこれらは中国語で書かれた本なので日本からできることはあるかどうかわからないが、学意欲に見合った本がないのはこちらの大学でも同じ。山村の子がリュックからでてくる本に目を輝かせる姿を想像すると、自分の本棚をのぞいてしまう。

・中国語でブログは「博客(boke)」と書くことを初めて知ったが、音も文字も雰囲気がでていて、結構いいですね。ちょっと「賭博のお客」のようにも見えなくないけど(笑)