冬支度

mklasohi2008-11-15

おととい服務員さんが温かい毛布を持ってきてくれた。武漢の公共の場での暖房解禁日は今年は11月20日前後からだそうだ。日本では「風邪を引かないように」と声をかけるが、中国では「たくさん着込むように」と声をかけられる。風邪を引かないためには厚着をしなさいというわけだ。
食べ物も温かいものを。これは、「山芋とスペアリブのスープ」「茶碗蒸し」のセットで8元(140円ぐらい?)。山芋はこちらでは山薬といって、消化に良く健胃、腎にもいいとされている。先日は烏骨鶏と当帰芍薬のスープを飲んだ。当帰の作用で中からあたたかくなる。東京では近くの薬膳料理屋さんで2500ぐらいするのだから嬉しいですね。小さい保温型水筒も買った。

厚着といえばドラマ「闖関東」は中国東北地区が舞台なので雪のシーンは皆もこもこと着膨れている。なかなか丁寧なドラマ運びで北への移民の苦労を知ることができます。
また、先ごろ「中国言語生活状況報告」がでて概要を読んだが、三峡のダムに沈む村から広州や江蘇州へ128万人が移住したそうで、歴史上にもないほどの数の移動であり、言語接触の面からも注目されています。

風が吹くときは心にも栄養も必要。わたしはさしずめ…さしずめ。