星を纏って旅をする

本日夕方5時に大学に帰り着き、6時20分からの1年生の授業を終え、お風呂に入って、PCに向かっています。

24日は友好協会の友だちに会って漢口で思ったよりゆっくりしたため、目的地に着いたときは日もとっぷり暮れて星をたよりに道を急ぐばかりだった。実は、24日は知り合いの生物科学の3年生のHMさんが偶然にも同じ誕生日ということがわかって、彼女の故郷の雲夢県下辛店についていくことが目的だっだ。田舎の一本道。バスは私たちをバス停のかなり手前で下ろしてしまい、HMさえも道がわからないなんて言っている。やれやれ。私はあまりに暗い闇の中でぬかるみに思いっきり足をとられてしまった。あたりは遠くに見える家の明かりと時たま通るトラックの強い光。目が慣れてくるにしたがって寒空に武漢では見られない、満天の星が瞬いているのが見えてきた。
「披星戴月(星まとって、月を笠に旅を続ける)」って言葉があるんですよとHMさんが教えてくれた。
本来のバス停で彼女お父さんが30分も立って私たちを出迎えてくださった。
「今晩は。はじめまして」と日本語で話しかけると、20年前に日本語を勉強したことがあるというお父さんがニコニコ満面の笑み、でも「もう忘れました」と中国語で答えが返ってきた。
2つの誕生日がどんな風に賑やかだったか、どんな土地だったかはまた明日でも。
オヤスミナサイ。