切なきまでに

TVから様々なニュース、目にも新聞記事、とフックにかかるもだらけなのですが、この日差、書くのはやめて、先生がお貸しくださった本(ふぅ〜、宿題)や学生の作文を持って散歩に出かけてきます。先週は、毛沢東像の裏の梅並木が花盛りでした。
来週締切の小論は書きたい「うさぎ」が多すぎて、ぴょん、ぴょん、ぴょんと駆け回るうさぎを追ってどっち行こうかまだ迷っている春の野原。いかん、いかん。夜、ほのぐらくなってからしか見えない一匹に決めよう。

それから、また一首、送っていただきましたので、香りをお分けします。


 苦しみて 冬を過ぎしかば
           沈丁の 切なきまでに 匂へるにあふ   君島夜詩