忙しい一日

今週のメインイベントが終わった。県立広島大学教授T先生をお迎えして「日本語のバリエーション」というテーマで学生たちにお話いただいた。先生とは昨年5月青島の学会でお会いし、今回章さんの大学で招聘が実現、華科大でもご講演をお願いしたのだ。
昨年の学会の影の仕掛け人でありながらそぶりをお見せにならない人柄、方言や幼児語を中心とする言語現象への情熱。こう言っては何なのですが言葉をまるで昆虫採取のように楽しそうに集められる先生に学ぶところは多く、昨年から研究会にも声をかけてくださったり、勝手に日本の指導教官と頼みにもさせてもらっている。午前のお話は「若者言葉」、午後の民族大でのお話は「広島方言の断定辞じゃ」のご研究を例に論文の書き方指導だった。
今朝は9時に民族大にお迎え、華科大の毛沢東像の前で記念撮影、雨のなか東9号館へ移動、講演終了後日本語学科の先生方と昼食、3時に民族大へ、私は2時間の講演終了後取って返して、6時20分からは自分の授業、と忙しい一日だった。
民族大学から帰る時刻、雨が激しく降りタクシーが捕まらず、帰りついたらぎりぎりで、正門の前で買った焼き芋とお湯で溶いた豆乳の5分で晩御飯終了でした。
 明日は武漢をご案内する予定だが、私も虫取り網を持って行こう!