雨もまた奇なり

mklasohi2008-03-16

傘をさして武漢大学に行ってきた。しだれ桜も雨にぬれ、桜並木も雨の中、今年の命の薄紅色をいっそう淡く初々しく咲かせていた。雨にぬれれば人の出もすくなかろうと思ったのだけれど、想像より多い傘の花見客。
雨もまた奇なり。人生の山を越すと、桜の楽しみ方も、あれもよい、これもよい。「今年の桜」は雨の中ということがまた一つの記憶として残っていく。晴れもよし、夜桜もよし、雨もまたよし、大勢もよし、二人も良し、一人もよし。
静かな気持ちになれる雨はまたよし。