不思議な時計

 夕方、山東省の家に戻っている学生とチャットをした。いつ学校へ戻ってくるかと尋ねたら「13日」と返事が帰って来た。え、始業はいつからだっけ?「15日」
 おかしいな、3月15日からだったらまだまだ休みがたくさんあって嬉しいけど、3月5日には授業があるでしょうと思うまもなく、「旧暦13日」と来た。やれやれ。旧暦13日とは3月2日のこと。
 彼らも大学に戻り、学校行事が新暦で進むに連れて、新暦世界に戻ってくるのだろうが、中国の人たちはこんな不思議な時計で2〜3週間を生きているのですね。

 
今日のBGMは、
1.京劇の一節が織り込まれた陶竽の「Susan説」と
2.林俊傑の歌「江南」。唐、杜牧の「江南春」と「圏圏圓 圓圓圏」とやや宋詞を思わせる歌詞。中国で流行りのflash版で。
 1.は元の京劇「蘇三起解」の一節と聞き比べてみると面白いですね。