地球の一日

日本は3連休でしたか。いろいろな連休の過ごし方があったことでしょう。
こちらは国慶節が終わって息の長い1週間。Karen先生から「もうすでにいっぱいいっぱい、近々湖の側のティーハウスにでも行きましょう」とメールが来た。彼女は科学系博士課程の学生に向けての論文指導2時間しゃべりぱなしなのだから無理もない。私も休みの気分はすっかり抜けている。
 昼のニュースを見ながら、ごはんを食べようとしたら、スタートはやはりパキスタンの大地震でした。学校の下敷きになった子どもたちが映し出され、食が止まる。日本でもここまで映しますか。中国からも救援隊が向い、数匹の災害救助犬も一緒だ。
 夜のニュースは北京電視台のニュースを見た。一食30元〜50元平気でかかっていた首都空港の食堂のメニューが少し安くになると言う。「さほど高いとは思わないけど」というおじさん。「上中下と分かれていてもいいのでは」という女性客。見ている私はといえば、今夜は簡単にと、具入りの焼き饅頭と、焼きクレープのようなものを買って1.8元。それから北京の違法建築業者の名前がリストアップされる。建設ラッシュの中国で手抜き工事は後の憂いに違いないが、現場関係者の明日からの仕事や村で待つ家族をちょっと想像してしまう。
地球の上の朝と夜。同じ1日も人の数だけ過ごし方がある。私はこれから明日の準備です。