宇宙飛行

一週間ぶりの仕事、今日はTVを全然つけなかった。目下気になるのは中国の2番目の有人ロケット神舟6号がいつ発射されるのかということ。
 ロケットは甘粛省酒泉の東風スペースセンターの発射台にすでに装着され、4日以内には飛び立つ予定のはず。一昨年の有人1名に引き続き、今回は2名の宇宙飛行士が乗り込む。それが誰かは国家機密ということでまだ発表されていない。
 2年前の10月、神舟5号で地球を14週して13億人民初の宇宙飛行士となった楊利偉(当時38歳)のインタビュー記事を先ほど読んだ。インタビューは出発前に行われているが、宇宙飛行士の健康状態を保つためにインタビュアーも厳しい健康チェックや消毒を受けた上で握手さえ控えている。全空軍の中から最終的に選ばれた14名の宇宙飛行士の一人で、過酷な5年の訓練を経て、発射の間際まで誰が乗るかは正式に知らされないという。誰が乗ろうと「集団としての栄誉」なのだそうだ。
 今度の2人の宇宙飛行士はどんなミッションを持って天空に挑むのか。
 甘粛の砂漠に立つ一本のロケットを想像してみる秋の夜長。

http://news.sina.com.cn/z/szlhfs/htrw/index.html 
・楊利偉さんの顔写真の下に現代の宇宙科学者と並んで、中国古代の天文学者が上げられているのが何だか楽しい
http://news.sina.com.cn/z/szlhfs/index.shtml ・神舟6号のトイレ図もあります。
10日からスペースセンターは厳戒態勢に入るとのこと。発射は12日の可能性ありとも、10日〜14日の間にとも書いてあります(いつなんだぁ)