ね、羊の絵を描いて

風邪を引いて里心ついて?日本にいる友人に長電話。国際電話の請求がこわいが、いつも同じ暖かさで受けてくれるのが嬉しい。熱もないし、元気なのですが、外は曇り空で寒く外出する気がしない。あったかくして仕事を少しする。
別の友人から「日課のようにブログを読んでいます」とメールをもらって励まされる。謝謝。
 私の好きな「星の王子様」の新訳がいくつも出たようですね。内藤濯さんの訳は「ね、羊の絵を描いて」と飛行士に声をかけるのだったと思います。星の王子様が後にした星を中国だとすると、困ったバラが咲いているかもしれなくとも、愛すべき星が中国です。また、王子の星が、日本で、高慢なバラが咲いているとしても愛すべき星が日本です。私の心は、2つの星を愛しながら、羊の絵を描いてくれる人を探しているのです。

 キツネ「黄色く色づく麦畑を見て、王子の美しい金髪を思い出せるなら、仲良くなったことは決して無駄なこと、悪いことではなかった」
http://www.lepetitprince.co.jp/petitprince.html