United Nations Day

mklasohi2005-10-24

10月24日は国際連合の日(http://www.un.org/un60/)だということで、夜カナダ人のトレイシー先生の部屋でのパーティに呼んでもらった。参加者はシリア人御夫婦(教師)、タンザニアのフランシス、イエメンのサロン(留学生)、中国系アメリカ人のフィリップス君。自国の紹介をと言われて、うーん、今思いつくことは、やっぱり日本と中国の間の衝突、土曜日のタクシーのこと。
みんな過去のことじゃないかと同情してくれる。中国系アメリカ人のF君も。(彼はもうすぐNYの大学に進学する)「次は、私は韓国人というといい」と皆からのアドバイス。でも、私、うそが続かないタイプなんだなぁ。
 日曜日、この日は一夜明けて快晴だった。寒さも和らいで気持ちのよい秋。1年生18人と担任の先生と大学のすぐ裏手にある森林公園(写真)にバーベキューに行った。自転車を押しながら、行ったことのない道を登ったり下ったり。すでにいろんなグループが来ている。山の上だと思うが湖もあって、幌のついたボートが沢山浮かんでいる。
バーベキューといっても中国式「焼烤(シャオカオ)」。串にさした薄切り牛肉、豚肉、(魚肉ソーセージみたいな)豚肉ソーセージ、魚、鶏肉、ナス、胡瓜、玉蜀黍、サツマイモ、カリフラワー、そして何と万頭(マントウ)の薄切りまで、調味料をつけて焼く。この調味料が新疆羊焼肉用の香辛料入りなので、ウイキョウなども入っていてエスニックな味でおいしい。
日頃、家事をやる学生は殆どいないから、量の感覚が、魚は一人一匹ずつ、お肉もそれぞれ一人一人前といった計算だから、種類が揃うとすごいことになる。肉は焼いておかなければ捨てることになってしまうので、黙々と串にさしていたら、「先生お肉やけたよ」、「ナスもおいしいよ」「玉蜀黍食べて」と焼けたてを次々持ってきてくれ、ふさがった手を見ては、私の口に入れてくれる。おかげでお腹いっぱい。
こんな学生たちを相手にしている限りは少々のことがあっても大丈夫だな、ともぐもぐしながら思う。