変わりゆく街、変わりし町

長江日報電子版を久しぶりに眺めると、「第一回武漢傑出人材賞」という記事が目にとまった(2月4日6面)。市民33万の投票、39名審査員の厳正なる審査だそうで、武漢市の経済建設と社会発展に寄与した人とある。春節に華を添える企画といったところでしょうか。
武漢鉄鋼社長、シトロエン社長、「原発性肝癌外科的治療法の選択」の幅を広げた華科大付属同済病院の外科主任、生態をいかす水質改善技術を評価されて受賞の中国科学院主任…と並んでビル爆破「中国一」専門家謝先啓氏という人が選ばれている。アジア初・難度5の二つ折り爆破法や粉じんを抑えたエコ爆破などの技術があるようだ。そういえば武漢の新聞などでビル爆破写真を見かけたことがあった。古いものを壊して開発が進む街ならではの10傑入りだ。
それから、もちろん注目したのは、武漢の女流作家・池莉の受賞。作品が武漢語で書かれていることは有名だ。今年は一つでも彼女の作品を読み通したい。小学館文庫に日本語の翻訳もあるようですが。

ちょっとだけ筑豊の旅に出てきます。昨年12月に叔母が亡くなったので、花を手向けるためです。叔母がなくなって感じたのは、とっくの昔に終わったはずの子ども時代が本当に終わってしまったということ。小学生の頃よく遊びに行った家やいとの小学校の校庭などを思い出す。もう十数年行ってないなぁ。昔、自分が歩いた道。
 どうにか、ひとつ宿題を書き終えましたので…。