江南style

今年のノーベル賞が決まり、文学賞では中国の作家莫言に決まり、これで日本の人たちが中国の理解の道筋がまた一つ増えたことを喜んでいます。


中国の優秀な大学生はやはり暗記力のすごさ、集中力、着手と完成の早さを特徴とするのですが、暗記教育は、新しいものを考えるのが苦手という弊害を生んでいて、コンテストの類や、単なる教室活動のアンケート調査のテーマ選びでも、え〜それしか浮かばないの?と言うことになります。それをたきつける必要がでてくるのですが、強制はしたくないので、新しいものを窓から見せる創意工夫が必要になってきます。


それと大事に思うのが、心の跳ね返りというのか新鮮さ、魚が水からパッしぶきをあげて飛び上がるような生き生きとした感覚、とりくむ楽しさが欲しいなと思うのですね。


こちらからの焚きつけ作業の一つとして、活動グループの名前を考えさせたのですが、その中に「江南style」という名前がありました。これは何だろうと思っていたら…韓国のPSYという人の「Gangnam Style」 というミュージックビデオが流行っていてこれから来ているのですね。
韓国の文化のソフトパワーはなかなかすごいですね。アメリカの大学などでも受けているようで、これを真似た「江南style」なのですが、


芸術は模倣から始まる、とも言います。

李白莫言を生んだ国。インターネットというツールが貧富の差をなくしている時代、どこから何が生まれてくるか、期待もしておこうっと思っているところです。