我思う

昨日、東キャンパスの学生スーパーの前でこんな看板を見つけた。「思源美食屋」。

中国にある「思」を使ったネーミングの一つなので写真にとった。以前も書いたが中国には「思念食品」という有名な冷凍食品会社があるし、ホンダシビックは「思域」、アモイには「思明」という地名もある。日本だと「思案橋」などの地名ぐらいではないでしょうか。こちらには他にも、私の学生だけで「思遠」、「思華」、「静思」、「呉思」などといった名前がある。

しかも「寿司」なんて書いてあったので、恐る恐る学生スーパーに入ってみると、入口近くに飲み物や小さい食べ物を売っているカウンターがあって、夫婦らしいおじさんおばさんが、お寿司のパックを並べていた。
ソーセージの入った細い太巻き(形容矛盾)や、ツナ缶のツナを軍艦巻き風にしたもの(4つ8元)。私は後者を買って、おじさんたちと日本のお寿司のことを少し話をした。

マヨネーズをかけますかと聞かれて、いやいや入りませんと慌てた。たこ焼きもあって(5つ4元)、買ってみたらタコはなく、ソースがニンニク入りだった。


なんとなく遠い夏、遊びに行ったシアトルのスーパーにあったお寿司を思いだした。海に近くもあるシアトルのお寿司にもちろん軍配が上がりますが…。


ただ、武漢の大学のスーパーで売られるお寿司セットにまで新鮮中トロとか入ったら、それはそれでなんだか世界のことが心配になりますよね…。

われ海を思う。