新しい緑にかこまれて

mklasohi2012-04-08

武漢はすでに新芽の季節、日々緑の容量を増しています。
今日は崩れるという予報が、薄ぐもりですんだので、夕方、森のなかでバトミントンをした。
30メートルもあろうかという楠木の林の中、見上げると、緑が透かし模様に、たまに羽(シャトルコック)が見えなくなることを除けば、風も邪魔をしない。なんと贅沢な「緑色のコート」。

今日は1時間半ほど遊んで、そのあと学生食堂で、できたて豆腐や菜の花系の野菜の炒め物を食べました。春をいただいた気分。


食べ終わって、市場に寄って、春のズボンの仕立てをお願いし、それからお茶屋さんに行き、今日は鉄観音の新茶と、湖北省五峰地方の毛尖の新茶を飲ませてもらいました。もちろん試飲の後、両方で150元分ぐらい買いました。


それから、野菜は「ウォーヂィ」と呼ばれる、レタスの茎や筍…、ひとつひとつ選びながら、別々のおばさんのところで買いました。「ウォーヂィ」は炒めるとシャキシャキとおいしい。来たばかりのときはあまり好きではなかったのに、自分でもたまに買うようになった。日本では「山クラゲ」といって中華街などに乾燥したものが売られています。

中国の市場にはまだまだ日本にはない珍しい野菜がある。「こんにちは」とは声調がちがうけれど、「ニィハオ」という野菜もそう。細くてすこし香りのある茎野菜。
先日はタラの芽のような野菜をすすめられ、どうやって食べるの?と聞くと、卵と炒めるといいよ、と教えられました。それは、この季節だけしかない野菜です。


これが「ウォーヂィ」。

中国生活では手の込んだ料理は作らないけれど、こんな新しい緑に囲まれるのもいいものですね。