2012-01-01から1年間の記事一覧

涼しい心地

今日は国立国語研究所で開かれた社会言語学系の国際シンポジウムに勉強に。 電車に乗り換え、風の吹く立川へ… ふうふう、ついてみると、影もなく、うろうろ、どきどき。 きけば急遽会場がおとなりの国立極地研究所に変更になったと。掲示がでてなくて、10分…

美しくておいしい日本の私

先週は一人晩御飯が続いたので、今週はお友達にドキュメンタリー映画を誘ってもらったり、 おいしいお話(落語)もちょっと聞き、上野でうなぎを食べたりしてきました。 お出かけをする日のほうが、お昼にちゃんと作業をするので、かえって効率がいいのかな……

架け橋たち

今日、3年生の女子学生が東京で行われたスピーチ大会本選に出場、応援してきました。 結果は審査員特別賞でしたが、0からの日本語、日経ホールの大舞台で、とても立派でした。テーマは2つ、1.中国と日本の絆―異文化交流の大切さ、2.ミニブログと私。 後…

夏の成長

ちょっと休憩。梅雨明け後の暑さから一転、涼しさを通り越して寒いほどの東京。 皆様の地方はいかがでしょう?7月11日に成都を出発した学生のチベットへの自転車旅行隊、現在四川省巴塘県にいるとメッセージをくれました。 地図を眺めてみると、ちょうどチベ…

梅雨明け間近?

日本旅行から中国に戻った友人から楽しかったとメッセージ。 ツアー参加客は平均20万円ぐらいお土産を買ったそうです。シチズンやセイコーの時計、化粧品、薬、電気釜が主力。 以前、社長団の日本旅行の随行をした記者のYJ君の話だと銀座で70万円のベルト…

話のつづき

昨夕、中国人の友人がお嬢ちゃんと来日、サンシャインプリンスに泊まるということでホテルに待った。 時間になっても現れず、ガイドさんの電話は通じない。どこにいるのだろうと思っているところ知らない男性から電話、いま歌舞伎町にいるから迎えにくるかと…

この人

日本言語文化学研究会というのを某女子大に聞きに行ってきました。 日本語教育の研究会で、ポスター発表を見たかったからですが、口頭発表で優れた質問をするかたもあって、掛け合いによる相乗効果、これこそ研究会のよさ。 ちょっと風邪を引いてしまい、セ…

おいしいものハルピン

宴会料理で中華のご馳走でしたが、最後の日にモルデンホテルの前の華梅でご馳走になったロシア料理がとても印象的。お店は90年以上の歴史があります。ロシア料理としては、どことなく中国人の守り続けるロシア料理なのかな、という味わいで、ちょっと家庭料…

久しぶりのハルピン

長居するとその分、新婚さんやらご両親たちにお世話をかけてしまうので今回は結婚式出席だけ。街はほとんど車の中からながめただけでした。街のこの7年の変化といえば、高層ビルが増え街の隅々まで整備されていることは感じましたが、武漢などと違うのは、ロ…

美しい花嫁でした

高校での出会いから12年、愛を貫いて。私も恋のお話しを聞き始めてから7年以上。新郎新婦2人は大学も離れ離れ、日本とヒューストン留学ではるか離れたこともありました。でも、7年前の夏、ハルピンで3週間、お世話になった時、2人はきっとこの日を迎えるだろ…

雨、北の街

殆ど徹夜の様相で仕事などを終わらせ、朝の便で武漢から4時間。7年ぶりのハルピンにいます。 観光らしいものをする時間はないので、せめてとロシア建築のならぶ中央大街のモルデンホテルに泊まっています。 昨日から大街で始まったビール祭り、昼間は馬車や…

大道を行く

朝、成田9時発予定のCAエアチャイナが欠航し、一瞬どうなることかと心配しましたが、10時35分発のANAに振り替えてもらえ、昨夜9時、無事武漢に帰りつきました。 気温31度。飛行機を降り立つとむわっと中国三大かまどの湯気。北京を経由して、中国が深くな…

ぴかぴか東京。

この写真どこで撮ったかお分かりになりますね? 東京の変らぬほどよい湿気、透明感が好き。そのままでいて東京。中国では今日は端午の節句です。

燕京ビール

学会参加のために一時帰国し、東京の台風の音を聞く。閉め忘れた窓から雨が降りこみ、寝室が水浸しになってしまいました。こんな日もあれば、地球は青空の日も。 乗り換えの北京空港もまずまずの天気で、雲の上はもちろん、お天気でした。私は、生来お酒は弱…

ノクターン

今日は1年生の朗読大会と、4年生の送別会でした。ほんの少し前、同じように朗読大会で頑張った人たちが、立派に成長して、巣立っていく。彼らは、北京オリンピックの年に入学した学生たち。 2008年の北京オリンピックがほんのちょっと前のことに思えるのと…

大学開放日

日曜日は全国大学受験の終わった休日とあって、恒例のオープンキャンパスデー。いわば、受験生と保護者への相談会。全学部とそれから、武漢と全国の有名大学がブースを出します。去年友人が浴衣や帯を送ってくれ、また別の方から残して行っていただいた忍者…

霧霾

昨日は午前11時ぐらいから空が黄色に変わり、一日武漢の街を覆いました。これを霧霾(ウーマイ)と言います。 化学工場の塩素管が破裂したとか、いろいろな噂も飛び交いましたが、公式発表では、近隣の省の農民が麦収穫後の麦わらを焼いた煙が、折からの湿気…

水袖

今朝は、久しぶりに京劇のおけいこに行ってきました。手の動き、ポーズの取り方、袖の白い部分をはらい、巻き上げる練習のためこの「水袖」という着物を着ます。これを着るかどうかで感じがまったく違います。そでの白い布を上手に使うための動作ですから。 …

民国の女子学生再び

先日の民国風はじつは、「金粉世家」という上海の1930年代のお金持ちの家を描いたドラマでそのヒロインの着ている制服にとても似ています。この董潔(トンジエ)という可憐な女優さんがユリの花を持って現れる、誰が見ても(たぶん)美しいと思うシーンもあ…

犬と車

夕方市場の近くの売店の前でのんきなわんこに会いました。最近は、車を買うのと同じように犬を飼う人が増え、今日も大きなマスチフ犬を連れている人を見かけました。そういう犬は飼いきれずに捨てる例もあるようです。ペット犬が増えるに従い、路地の旅がや…

民国風

夜は、武漢里帰りのHさんやほかの学校の先生にお目にかかりました。 外国であることのいいことと悪いことと…。レストランを出れば、夜の広場で踊る人たち。中国の人たちは相変わらず、元気ですね、などと言いながら。それもあって作業が伸びましたが、おお…

ねこの天気予報

まとめ関係や、かつまた雨もふったり、ちょっと書く時間も気持ちも失せるようなことも…で、ブログの更新をさぼっていました。今日は、久しぶりに雨がやんで、靴の修理屋さんが並ぶあたりの小道の真ん中でねこがしきりとおめかししていました。ずいぶん時間を…

記憶の中へもう一枚

雨の中、会場の建築学部へと急いでいたら、図書館の横を通りかかって、思わず、「わっ」と声をあげた。 そして、しばし唖然と、シャッターを押した。中ソ友好の残した大学の中に残るいくつかの建物がまた一つ消えて行こうとしている。老図書館と呼ぶその建物…

描かれた女性たち

art

今夜は西安美術学院芸術研究所・佟玉潔先生の「中国当代フェミニズム芸術の視覚経験史」という講座を聞いてきた。 2-3日前東9楼の壁にに貼ってあったポスターを見て、これは面白そうだなと思った。雨の夜ゆえ、7時からとは同じ大学内とはいえちょっと億劫に…

2012年の肖像画

授業が終わって戻ろうとした道、緑豊かな木陰の下、美しい風景を見た。朝の片付けも終わり、外へ働きに行くこともない中国のお年寄りたちの「仕事」は、外にでて近所の人たちと話すこと、 孫の面倒をみること。深緑の中にふと光があたったような特別な空間で…

川をこえて

日食はいかがだったでしょうか?わたしは全日食を2年前に経験し満足して、早起きはせずじまい。なんだかまた忙しくなっていますが、今日は資料を求めて湖北省図書館へ行ってきました。黄鶴楼の裾野、閲馬場というところにあります。武漢大学図書館とも似た、…

南風琴社

約半年ぶりの京劇の身段(身振り)の練習に行ってきました。 昨年11月末に大学内の教職員を対象とした京劇クラスができたのですが、動作(身段)コースはずっとお休みのままで折角買った「水袖」と呼ばれる衣装もこのままタンスに埋もれてしまうかとがっかり…

そんなおもさ

今年のmkの日記で、「じゃ、あれはどうなってる?」という疑問をお持ちの方がもしあったら、それはまたまた表彰すべき読者か、動物好きの方です。それは、 市場の果物屋さんの猫すけ?ブー。違います(笑) ことしも授業を行う東9号館のそばの、学生たちが「…

「偽(wei)」

今学期もそろそろあと1カ月。そういう一カ月はあっという間に過ぎてしまうのが恒例です。やや焦り気味。クラス活動の中からも時代の変化を感じるということを書いていますが、今年の2年生の「私の行きたいところ」のパワポの発表でもそれを感じました。発…

蓮にふる雨

もし、今年のmkの日記でたりないものがあるとお気づきでしたらば、それはAAA級mk日記の読者さんです(笑)。 ことしの蓮の写真はまだアップしていませんでした。それは、今年は雨が多く、蓮よりも緑の溢れるフランスマロニエの並木の木々たちに圧倒されてい…