Shanghai

きつね

きつねがいいましたー 気長にやらなきゃいけない。まずは、おいらからちょっと離れたところに座る。君は何もしゃべらない。言葉は、すれ違いの元なんだ。 でも、1日、1日、ちょっとずつそばに座ってもいいようになる。…小麦はこがね色だから、おいらはきみの…

うつろいゆく

衡山路の洋館を改造して作られたスタバで久しぶりに仕事をしようと、Ipad持参で出かけたら、なんと3階まで人でびっしり。しかも中国のレストランの中のような騒がしさ。マロニエの街路樹を見下ろす仕事部屋がひとつへってしまった。ちょっと前までは、スタ…

なぜか不思議と 白い花

ここ数日ブログへのアクセスができなかったのですが、何故だろう。 そういうある日の午後、大学内の用事までの時間、キャンパス内の西洋レストランで食事をし、混んでいないためゆっくり仕事でもしていたら、中国LINE「微信」に写真が届いた。復旦大学卒の雑…

街角へ

雨続きから一転良いお天気の週末。 午前中、武漢のZH君も出張で上海に来たついでに寄ってくれたので虹口を一緒にちょっと探検。 私の後をついで武漢の自閉症児家庭の支援をしてくれていると聞いて嬉しくなった。 そして午後2時過ぎの便で帰って行った。緑の…

楽しい話題。

今日、4月4日上海のホテルオークラで行われた上海日中友好成人式の写真を日本人留学生が見せてくれました。 日本人留学生たちが先週、「中国人の学生にも来てほしい」と宣伝していて、日本語学科2年生も7人参加。 留学生F君はお母さんが上海人、お父さんが日…

1930年

今日から清明節休みですが、金曜日と火曜日がもともとお休みの私には5連休です。昨日はバンドにある公文書館にちょっと寄り、そして夜はミュージカル「上海灘」を見に行きました。上海を舞台にした有名なドラマのミュージカルバージョンです。この舞台のメー…

たけのこ

春の筍を煮ました。上海の筍は日本の筍より小ぶり。淡竹の仲間でしょうか。 この筍は学食でもでますし、街で売っているお弁当や、よそのお宅でご馳走になったこともあります。 水の街武漢では、蓮根がおいしくて、しょっちゅう蓮根を食べていましたが、それ…

仙人か神様

2〜3日前、ご近所女子会で香港料理を食べてきました。襄陽公園が見渡せる素敵なお店でした。そこで、冬休みは日本はどうでしたかときかれたのですが、すでに上海に戻ってほぼ1ヶ月なので、一瞬はてなとしてしまいました。2月の阪大での「上海ピジン語」の発…

タンタンと冒険

午後ちょっと、うちの近くの昔を学ぶため、1840年イエズス会が孤児を集めて西洋美術を教育するために建てた孤児院跡に行ってきました。一番驚いたのは、「タンタンの冒険」に出てくる中国人の少年がなんとこの孤児院で育ち、その後才能を開化させベルギーに…

美麗上海的体験

日本は桜便りもちらほらのようですが、こちらは雨が多いので、先日来よりはずっと暖かくなったとはいえ、今一つぱっとしません。 去年の今頃の日記を見てみると、教室は暖房がなくても気合いが入っているから大丈夫とか書いてあって、今年は昨年より気合の入…

紅脹の味

先週の土曜日、ここ数カ月具合の悪かったネット接続を華科の卒業生S君が直しに来てくれました。その上、黒竜江省出身なので、お土産にハルピンの「紅脹」という有名な大きなソーセージを持ってきてくれました。 ハルピンはロシアに近いし、移住してきたロシ…

雀のお茶を

雨の日。まずはお茶を入れました。おとといお茶屋さんで買ってきた「雀舌」というお茶です。実は、清明節(4月初め)の前には、「清明前」という新芽を摘んだお茶が出回ります。なのでそろそろ出ているのでは、とお店に寄ってみたのですが、お店のおばさんに…

頑張れチップ

今朝家を出て公園前の道を急いでいると頭上でなにやらチョロチョロ。 よく見ると台湾リスのような灰茶色のリスの綱渡り。カラスよりこぶりのわたりガラスに攻撃されてはよろけながら態勢を整えて前進していました。 私も出勤を急いでいたので、写真を撮る暇…

早春日記

2日休んでやっと風邪が抜けました。 が、来週も3〜10度程度と寒いらしいから気をつけなくては。上海は「湿冷」という湿気た寒さで有名で、寒さが袖や胸元にひんやり入り込んでくる感じがします。ベットマットが柔らかすぎて寝にくいと訴えていたら、大家さん…

静かな元宵節でした

上海では寒さがぶり返したのだとかで、すっかり鼻風邪さん時々咳になってしまいました。 基本的に上海の大学の教室の中は暖房が使われないので、コートが脱げず、下にどんなおしゃれをしていても意味がありません。もくもくとかつ楽しく授業をこなし、新学期…

長い旅路

昨夜は都内某所で鍋焼きうどんを食べて神社のあかりに誘われて「無事またかえる、またね東京」とお賽銭を投げ入れていました。友達とあれこれ食べにいったり映画などにもいったこともそういう今年の東京の冬休みという思い出箱のなかに…雨の上海に帰り着きま…

繰り返さないためにも

上海のバンドの事故で大丈夫だったかとお尋ねをいただいたりしましたが、自分を含め関係者は無事ですが、復旦大学の女子学生が一人なくなったと聞いています。平均年齢22歳ということ、若い人が多いだけに本当に痛ましいものがありますね。昨日はたまたま用…

得意羊羊

昨夜は、日本人のお友達たちといっしょに和食屋さんで年越しをしました。上海で初めての年越、この十年で三回目の中国での年越しでした。おかげで紅白もちょっと見ることができ、年越し蕎麦も食べました。得意羊羊、正しくは洋洋です(笑) これはフフホトのひ…

教わる

クリスマスが終わって、門松がたてられお正月へと進んでいる日本が羨ましい。今年は七草すぎないと帰れないので…先日のお話。 タクシーに乗ると、運転手さんがかぼちゃの種を食べながら運転していた。そして殻は窓の外にポイポイ。 「運転手さん、かぼちゃの…

Greeting

2日前にやっと冬休みがいつからなのかがわかって、今日チケットをネットで探すこと5時間。 見ている間にどんどん値上がっていくし、これだと思っても情報を記入しているうちに画面が「ハイ時間です」と次々に閉まっていく…ご近所会の方たちもそういう目にい…

回り道したけれど

日頃の運動不足は、遠回りして 過ぎ行く十二月の上海 金色の光、 温かな道

写真

思い出は春淡き日の花の下。同じ眺めを分けあって、同じ時間を分けあって…今は遠き空の下 夕べのこと。中国LINE微信をふとみると、前の学生が「朝の目覚めるまえのうつらうつらした中で、某先生の授業に遅れないようにしなくちゃ、 けっして遅刻しちゃいけな…

悲劇を見ない

書斎から見えるメープルも真っ赤に紅葉しました。眺めつつ、なかなか進まない物を抱えたガラス戸の中。 そういえば、ここ2カ月近くプールも行っていないし、せっかく買ったラケットも冷蔵庫の上に乗せたまま、バトミントンはもう半年以上行ってない。 この前…

額角頭碰到天花板

一体いつからが冬休みなのかいまだにわからないという中国的スケジュールの中。困るのはチケットを早めに換えないこと。 写真は10月に教え子と一緒にいった上海一号での評弾の写真です。もとは蘇州で始まった講談語りで、でもこのときは実はレストランの中が…

トルコの天文学者

上海は先週までの暖かさから十数度下がって昨夜は2度の寒さ。早速風邪を引いてしまいました。週末でよかった。これ以上仕事を休むとわけにもいきませんから。身体是革命本銭。 春節までまだ2ヶ月以上ある中国では年の瀬の気分がありません。昨日仕事帰りに、…

トン

先週末まではちょっと歩くと汗ばむほどでしたが、上海も気温が下がって来ました。蛇口から出る水が冷たい。 先週金、土曜は大阪大学某先生が上海にいらして、一緒に上海を歩きました。それは、「アルヨことば」の時代を供養する旅でもありました。そして、そ…

雨の日

ブログを更新しないうちに、ひとつ年を取りました。その日はミートスパゲッティとミントティーでお祝い。昨日は雨が降り出して、靴などが濡れて、朝起きた時ちょっと喉が痛かったのですが、なにやらひどくはらなずに済みそう。とりあえず暖かな部屋で、窓の…

早起き鳥

最近アクセスしても更新されなかったり、メール添付が出来にくかったり、不便です。それでも漱石の時代よりはずっとマシ、といつも思います。今日はイタタの腰を押さえつつ授業に行って来たのですが、土日籠城してもいいように多少’食料品を買いこんで階段を…

久びさのぎっくり腰で,1日大人しくしていました。静かにしていると聞こえてくるのはアパートの一階を改築する音とか,車の音とか、APECがどうとか。最近思うのが、廃品回収屋さんが減ったなぁということ。お鍋の蓋をからんからんと鳴らして、次から次から別…

文化と文化、人と人の

食品売り場が続く通りで、「広式鮮肉酥餅」と言うのを見かけて、 「あ、あれみたい!」と思って買って食べたらやっぱりミートパイでした! 広式は広東式ということ。同じく大根の千切りとお肉?入りのもあって、文化際性というのか、変化を遂げている。それ…