悲劇を見ない

mklasohi2014-12-14

書斎から見えるメープルも真っ赤に紅葉しました。眺めつつ、なかなか進まない物を抱えたガラス戸の中。
そういえば、ここ2カ月近くプールも行っていないし、せっかく買ったラケットも冷蔵庫の上に乗せたまま、バトミントンはもう半年以上行ってない。
この前、ある学生が、テニスで足をくじいて松葉づえをついて授業にやってきていて、それをみると、このような若者でさえ怪我をするんだから、私にはきっと球を追ったり羽を追うのは無理かなぁと消極的にもなっている。

喉が治らず、金曜日学校帰りに、校医に寄った、これは風邪ですか、大気汚染の影響ですかと聞くと、「どちらの可能性もありますね」と一言。理系の人は余計な事を言わない。なんとなく意味のない質問をしたなと思った。3分診療。
もっとも日本の大病院と違って、どこの学部かの女子学生がいただけで1分と待たずに済んだ。診療も肌ぬぎとかなかないから、一分だったかもしれない。クラスメートが医者に行くとき大体友だちが付き添いでついてくる。これも中国の風習。友だちの付き添いで授業を休ませてくれという欠席届けにいつも一瞬戸惑う。ダメというと冷酷なような感じになる。

喉のほうはトローチと飲み薬2つをもらって飲んで、よく効いた。全部漢方製剤であるのも中国らしい。

このところ、ぼうっとしていて失敗をしてしまった。11月に孟京輝演出の話劇のチケットをネット注文。今晩だといつの間にか勘違いしていた。劇場の場所を確認しようとチケットを見て、茫然。昨日だった。電話してみたが、当然使えない。
孟京輝は中国現代演劇を引っ張っている人で、その演出による「琥珀」は2005年の初演以来各地で大変な好評を博し…、と何かで読んで、これは是非行っておかなきゃと1カ月以上前からチケットを買っておいたのだ。200元がパァ。
学食ならワンタンが50回食べられた…残念。

でも、これは、孟京輝「悲劇三部作」の一つと言われる作品。

悲劇を見ずにすんだ、

と、いうことにしておこっと♪