紅脹の味

mklasohi2015-03-17



 先週の土曜日、ここ数カ月具合の悪かったネット接続を華科の卒業生S君が直しに来てくれました。その上、黒竜江省出身なので、お土産にハルピンの「紅脹」という有名な大きなソーセージを持ってきてくれました。
ハルピンはロシアに近いし、移住してきたロシアの人たちの影響を受けて、ソーセージや、「大列巴」という丸型のかたくて大きなパンも有名です。秋林百貨店というロシア人の始めた老舗のデパートにはこういうものや黒スグリのジャムが売られています。
大量のソーセージをいただき一部はおすそわけしたり、焼いてパンにはさんで朝ごはんにしたり、冷凍しておいてトマトとニンニクでスパゲッティを作ったり、遠いロシアも食卓の中。

 かぼちゃの写真は日曜日の夜、復旦OBのWJさんが誘ってくれた有機栽培野菜を食べさせてくれるお店の野菜。
にんじんとハト麦のサラダなどあまい人参に春を感じました。

外国人も多くて、東京にあってもおかしくないようなお店で、WJさんにスイスの大学に勤める北欧人のBFができた話しなどを聞きました。映像作家への夢を持っていて、あせらない20代後半女性も中国の若い女性の一つの生き方。

昨日は夕方まで授業があり、日も暮れて帰り道、おなかもすいたので大ワンタンというワンタンを食べて帰りました。

薺菜入りワンタンです。つまりお肉とナズナ入りで、タンポポによく似た緑の葉の部分がぎっしり入っていて、緑黄色野菜もたっぷりとれます。つるっと食べれる小ワンタンは朝ごはんなど小食の時に丁度いいですが、大ワンタンは大振りでおなかを満たしてくれます。


日本での生活とは食べるものも違いますが、まぁこちらはこちらこちらで様々な味覚に囲まれながら仕事に励むと言うわけですね。