冬の姿

日本ではぼちぼちクリスマスソングが流れ、年の瀬の行事があちこちで行われている頃でしょうか。

武漢は急に気温が下がり、今日は暖房のない教室では夕方ぐっと寒さが増し、気がつくと手をこすりながら授業をしていました。明日はもっと下がって-2度との予報です。昨日は、早く休むつもりが、お風呂のお湯は溜めてみたものの、他の人が使わない深夜になるまで暖かくならず、洗濯へ回すのに往復。足温器は先週壊れたまま、もらったばかりの電気湯たんぽも壊れ、壊れたついでに足元が水浸し(笑)。
冬の姿は、日本のどこへ行っても暖かいあの感触がなつかしい。こういう故障まみれも中国生活の思い出の一つになることでしょう。

本日の日本語の授業、文法項目のひとつ「ていく」。2年生の理解、運用がけっこう難しい。そこで、 陶淵明の  
採菊東籬下(菊を採る東籬の下) 悠然見南山(悠然として南山を見る) 山氣日夕佳(山氣 日夕に佳く) 飛鳥相與還(飛鳥 相與に還る)  此中有眞意(この中に真意あり)
を中国語で言うと、みんなから「おお〜」という声が。鳥が遠く山の方へ飛び去っていくイメージを焼きつけてもらおうという狙いが通じました。「ていく」が空間使用から、時間使用となると、「てくる」と相まってもっと誤用が増えます。

さて、解決すべきことやら、帰国までにやっておきたいこともありつつ、今年はいつもの年より行事が少ないので、その分、楽しいことをやるぞ、と。
どんなことかって^^。ぼちぼちアップしできたらと思います。