それぞれの町

mklasohi2011-02-22

昨日は6時間授業でちょっとつかれました。いつも私が写真を見せながら語る東京の冬休み、今年から学生たちにも数名、一人3分程度で前に出て写真を見せながら話してもらいました。Show&Tellです。

雪の道、吉林省のある町、写真を撮られること嫌うおばあさんの後ろ姿と零下20度。次は河北省の石家庄。皇帝にも進言した故郷の英雄の邸宅の写真、気温−17度。。
お次は山東省煙台市。張裕ワイナリーが有名、海水も凍る−13度。次は南下して江蘇省大童市。最近武漢ではマンションでも40階はあろうかというのに、町の目抜き通りの高いビルがせいぜい20数階建てという数枚の写真。気温は0度。
つくづく、広い中国から来ているものだと思う。明日は広州の学生が発表してくれることになっているので、暖かい冬休みだったことでしょう。

今学期の目標は、わが身は一歩引いて学生の力を引き出すということ。それと普段より多くの地元の人や中国人の友達たちと交流すること。
さっそく今夜は知り合いの社会学部の院生が家に遊びに来ていろいろ面白い話をしてくれました。
中国の農村の調査に出かけて幹部から村の話好きの人を紹介してもらったとき、それと同時に「あの人は信用ならないから聞かない方がいいよ」などと誰かが教えてくれた人のところには必ず、調査に行くそうです。そういう人に限って幹部と反目している人だったりして、村の実像がよく見えてくるのだとか…。


写真は先週撮ったもの。武漢大学女子寮、門番のおばさんが座る椅子。
ターコイズの屋根。