チベットの青空を思いながら

mklasohi2009-09-07

武漢は36度。本格的に授業も始まり、東キャンパスまで歩くと汗びっしょりになった。武漢も明日からは秋の気が入りこみ、まずは30度まで下がり、次第に秋に向かうそうです。


感動したこと。
授業で久しぶり、学生たちと会い、東京で撮った写真などを見せて夏休みを語る。次はグループで夏休みのハイライトを語り合う活動。男子グループはすでに報告者が決まっていますというので、ハテ?と思っていた。そして順に発表、そのY君の番。
「わたしは、この夏休み友だちと2人で自転車でチベットへ行きました。そして、これを買いました。ハダと言います。年長者に敬意を表して捧げるものです。
mk先生に捧げ、敬意を表します。」
端正な日本語。

無事もどってきてくれたことだけで十分。チベットの青空の下で思い出してくれただけで十分。買って帰ろうとおもってくれただけで十分。

1カ月の自転車旅行の帰路にどれだけの荷物が持てると言うのか。そんな中に潜ませてくれたハダ。しばらく感動で、いつもの調子に戻れなかった。

純白の絹、魚が踊り、植物やチベット文字の模様がプラチナ色に光る。これは私の誇り。そして、この敬意に見合う仕事ができるのか。チベットの青空を想像して、身の引き締まる思い…。