人生の扉

とうとうNHファイルたちをPDFファイルに変換して中国から送ってくれることになった。決していい加減にしないS君の仕事ぶりに対して深い感謝と感動を感じる。夜上海へ向けて旅立つというのに。明日から上海のマイクロソフトで事前研修なのだ。
21:50分の列車に遅れないでね、と言いつつQQを通して送ってもらっていると、ピンポーンと、チャイムがなって小包が届いた。筑豊の高校時代の友人からだ。ご自宅が甘納豆の会社を経営しているので、高校時代からよくおすそ分けにもらったおいしい甘納豆などなど入っている(嬉)。
そして、なんだろうと開けてみると、染め抜きの手ぬぐいが入っている。手紙には「昨年、笛の名取を取った時に記念に作った手ぬぐいです」とある。一面に染め抜かれた漢字は友人たちの名前のから一文字ずつとったもの。広げてみるとひらがなもある。私の名前はひらがなだからだ。
故郷を離れ幾年月。何度かの引っ越しもし、アメリカに1年、この3年は中国に住み、家はすでに東京にある。遠くなったふるさとの友達の記念のぬぐいの中に、私の名前の一文字。こんな粋なものがこの世にあるんだ…思わず涙…これは持って帰って学生たちに見せちゃお。
NHKのSongsで竹内まりやさんの「人生の扉」という曲をきいた。年を重ねることはデニムが色あせていい色に変わっていくことだと歌う。年をとることに勇気を持てるいい曲ですね。まりやさんの英語の響きも。
ともに年をとる友人たちに感謝を込めて捧げたい。これからもいっしょに人生の扉を開いていこうね!


論文は10時間かけて9本届きました…中国マイクロソフトは責任感の強い人材を得たものです。