東洋のシカゴ

8−9月のTVで見ごたえがあったのがCCTV10科学・教育テレビ放送された「再説長江」。一部しか見られなかったので、海賊版DVDを買ったが、CCTVのサイトでも見られることを知った。この番組は長江の源流を青海省にまでたどり、雲南、四川、重慶、三峡･･･上海と、滔滔と流れる長江に沿って撮影されている。
　約20年前に「話説長江」という番組があって、いわばそのリメイク版だ。古い映像も紹介しながら、新たに取材し、長江の含み込む地理、人の暮らし、まつわる出来事などを伝える秀作で、お奨めです。全33集、その第20集目が我らが武漢。
　度々洪水に見舞われながら、水を怖がらない武漢人。いまは歩行者天国として賑わう江漢路の長江側の一端にある「中国税関」は20年前は武漢で一番高い建物だったそうです。今では高層ビルに埋もれてしまっている。
　このサイト、日本からご覧になれれば、30分ほど武漢に遊びきて、武漢語を聞くこともできます。名物熱干麺が食べたくなり、老街や武漢租界を歩いてみたくなるでしょう。
「東方のシカゴ」と呼ばれたとあったけど･･･うーん、そ、そうね（汗）。